広島葬儀 広島家族葬 広島直葬 お一人様の葬儀 株式会社安芸葬祭・家族葬エキキタホール…広島市東区、府中町の葬儀社です -2ページ目

広島葬儀 広島家族葬 広島直葬 お一人様の葬儀 株式会社安芸葬祭・家族葬エキキタホール…広島市東区、府中町の葬儀社です

皆さんこんにちは。安芸郡府中町から平成30年6月に広島東区山根町に移転しました安芸葬祭のブログです。
広島の家族葬 広島 葬儀 広島 直葬などの情報を主体に書き込んでいます。
どうそ宜しくお願い申し上げます。

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昨年弊社50周年を記念し出版したのが下記の本です。

早いもので一年が経過しました。



非売品で、これまで多くの方に配布をさせて頂きました。

なかでも弊社の地元にて行われた行事に講師として招かれ、皆さんにお渡しする機会に恵まれたことが大きかったですね。



10月に講演依頼を受け、本当に有り難く思います。



これからも葬儀社として出来ることを行動して行きたいものです。



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葬儀社に事前相談に来られる人は、①自分が亡くなった場合、子供さんに迷惑を掛けたくない人。

②ご家族の余命宣告を受け、もしもの時に慌てないための準備をされる人に分かれます。


そこで今日は、②のケースを例に、事前相談に行ってみようかと悩まれている人や、葬儀社に行くのは抵抗があるけど葬儀をどうすれば良いのか?と思われている方へお伝えします。


葬儀社が事前相談に来られた人に確認するのは、どの様な葬儀を希望されているのか?と言うことです。

最近であれば直葬なのか?通夜や葬儀を家族葬で行われるのか?になります。


よって事前相談に行かれる場合は、直葬なのか家族葬なのか?決めておくことを勧めます。

次に、亡くなられた場合の行先です。

一度自宅に連れて帰られるのか?それとも直接葬儀を行う場所(会館)などに行かれるのか?決めておきます。

人の死はある日突然ということもあります。

その時に何から行えば良いのか、わからない方が多いものです。

余命宣告を受けられていても、容態の急変というのは思わぬ形で起こることもあるだけに、事前にもしものことを想定していても混乱が起きると思ってください。

それだけ身内の死というのものは、重く大変なことです。

もしもの時「どこに連れて帰られますか?」と葬儀社が最初に尋ねます。

心に余裕があるときに決めておいて下さい。

次にノートが手元にあれば、そこに故人を中心にした家系図のようなものを作り親族を書き出してみてください。

そして、ご家族で相談しながら葬儀に参列する人の確認を行います。

そうすることで人数の把握もでき、火葬場に行く車や通夜と葬儀の飲食の数量が確認できます。

参列予定人数…これを把握することは大切です。

葬儀は急を要すだけに、事前に人数を想定しておくことで、もしもの時に慌てないケースを見てきました。

また、遺影にする写真も探しておいて下さい。

余談になりますが、まだコロナ過の影響が強く、近親者数名で行われる葬儀が多いのが特徴です。

弊社では遺影写真にも変化が起きています(この記事は弊社が中国新聞から取材を受け、実際にご当家に取材の協力を得たものです)

自宅に置いてある、小さな額入りの写真をそのまま遺影にされたり、パソコンのデータから自由な大きさにプリントされたものを遺影にされる方も増えています。

昔は対外的な葬儀が多く参列者の方は故人の遺影に手を合わし焼香をされていました。よって大きな額入りの写真が当たり前とされたものです。

しかし、住環境の変化などから、葬儀が終わると、遺影写真を回り縁から長押に掛けていた光景も少なくなり、押し入れや仏壇の横などにしまっている方が多くなり

後のことを考え、卓上型の小さな写真が好まれる傾向にあります。



最後に、葬儀を行う場合、火葬許可証を発行してもらうために死亡届を役所に提出します。

その時に必要事項を記載します。ここで多くの方が迷われるのが本籍地なんです。

以前は免許証に記載がありましたが、個人情報から記載が無くなり、本籍地が確認できるものは戸籍謄本だけになりました。

死亡届に記載する本籍地は、故人と届出をする人のものが必要になります。

詳しくはこちらをご覧ください。



今日は以上になります。

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この動画を出したのは、YouTubeチャネンルを開設して間もないときでした。

出した当初は見向きもされない動画でしたが、2年前の年末に神田沙也加さんが亡くなられた日を境に急激な視聴回数を記録し、連日連夜コメントがたくさん寄せられたものです。

誹謗中傷のコメントも多数ありましたが、匿名でしたが会社にも電話にて相談がありました。

最近、この動画の視聴回数が4桁を記録しています。

少しでも抑止になるよう願うものです。


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葬儀の打ち合わせをするとき、「お寺さんはどちらですか?」と尋ねます。

広島市内の場合、大半の方がどこかの寺院の門徒や檀家になられていますが、なかには寺院と付き合いのない方もおられます。

門徒や檀家になられている方は、その寺院に亡くなった連絡を入れ、通夜と葬儀の読経をお願いするのですが

その時に一部のご当家から悩みを打ち明けられることもあります。

それは、戒名やお布施に関する「お金」の話と住職さんの人となりです。

なかには、「自分たちの代で寺院との付き合いを終わりにしたい…」と深刻な相談もあります。


過去に葬儀を行い、その時に寺院に渡されたお布施や戒名料金を思い出され

「今回も、また高額な料金を言われるのでは」と直葬、もしくは違う寺院に葬儀をお願いしたい…希望を我々に言われることがあるのです。

まずこの様なケースで安易に直葬を勧めたり、寺院を変更しましょうと言う葬儀社は気を付けた方が良いです。

なぜなら、後日に何かしらのトラブルが生じた場合、ご当家が困ることになるからです。

事情により、お布施などのお金の話を言いにくい場合は、葬儀社に仲介してもらなどの方法がありますが、実は、このことで気分を害する住職さんがおられた苦い経験が私にはあります。「なんでお宅が言ってくるのか…」と。

しかし大半の住職さんは聞き入れてもらえます。

ご当家の方は住職さんと接する機会は法事などで多いものですが、お金の話は言いにくいものです。


さて、これまでで一番困った話は、住職さんの人となりで寺院を変えたい…と言われたケースです。

寺院への寄付や何かしらの事情から、住職さんに嫌悪感を持たれている方は意外や多いのもの。

なかでも寺院に墓地を所有されている場合、最後にはその寺院から墓地を移転する覚悟が必要となります。

先祖代々からお世話になっている墓地を移転する…これは相当な覚悟が要ります。

後を継ぐ人がいないため墓じまいするのとは事情が異なるからです。

ある人は、墓を移転し檀家を辞める時に、離檀料というお金を要求され、その金額が想定外だったため困惑されました。

しかし、そこまで話が進むと円満解決は非常に難しく、最終的には双方が譲渡する方向を探ることになり、第三者の介入が必要となります。

これもまた、その瞬間スッキリしないことも多いようです。

また墓の移転には諸手続きなどが発生しますし、移転する墓地などを探さなければならないため、やはり「お金」の問題は尽きません。

いずれにしても出費は数百万円は必要になると思って下さい。

この様なことを言いますと、すべての寺院が問題を抱えているように思えますが、実はこの様なケースは稀なことで、大半の寺院はお布施など「お金」の話や墓地の移転には柔軟な姿勢を見せられております。


一日葬や直葬の増加により、寺院も大きな危機感を憶えておられ、ある宗旨宗派では寺院総会でこの現象を問題提起されています。

これから少子化になり過疎化が進む街では、寺院の存続が懸念されているのも事実で、地域によっては住職さんのおられない寺院や、寺院を廃寺にされる所もあります。

葬儀と言うのは非日常の世界で、誰しもが考えたくないこと。

いくら病状が思わしくなくても、身内の死を受け入れたくない方は多いものです。

それだけに、葬儀を行う現実が訪れた場合、葬儀をどこにお願いしたらいいのか…寺院をお願いするにはどうすれば良いのか…門徒や檀家になっているものの、直葬はいけないのか、という葬儀のルールがわからないことなど多々あります。

それにより、ご家族の事情にて直葬を選択したり、宗教者不在の葬儀が増えている現実が多いのは、それらのことから起きることにも思うのです。

コロナ過により家族葬に拍車が掛かり、葬儀にアドバイスできる身近な親族などの付き合いも無くなり、葬儀社とご家族のみで行う葬儀を行う傾向が強いのですが、そこはご家族に聞きにくいことでも、後に困ることの無いよう滞りなく葬儀を行えるように精進して参る所存です。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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一日葬というネーミング…
葬儀社の発想では無いと思います。

何時頃から「一日葬」と言い出したのか…

正確には言えませんが、ネットで集客を図る葬儀斡旋業者が考えたネーミングだと思います。

現在では、大半の葬儀社が行っている「一日葬」

今日はその「一日葬」についてです。

最後まで宜しくお付き合い下さい。


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一日葬とは、普段 寺院とお付き合いのない方が「遺骨になる前に読経だけお願いしたい」と希望された場合や、宗教色のないお別れ会で、故人の友人などを招く形で葬儀式のみ行われる葬儀です。


なかには菩提寺があるにも拘らず、ご家族の事情により一日葬を希望される場合もありますが

実はこの様なケースでは、後にトラブルが起こることもあり、葬儀社も慎重な対応を求められます。

しかし、時代の流れなのか、葬儀は宗教色があって当たり前の時代でしたが、最近は直葬や一日葬という、なかには宗教色のない葬儀が主流になりつつある現状が来るとは予想しませんでした。

広島市では現在、寺院を招き通夜や葬儀を行う方が多いのですが

実は葬儀の依頼を受け、ご当家と打ち合わせをしていますと、なかには宗教儀式に疑問や不満を持つ人が多く、仕方なく葬儀に寺院を招いている…その様な印象を受けることがあります。

そのあたりの事情を次回のブログでご紹介します。

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葬儀を行うにはどうすれば良いのか…

行う当事者になると大きな不安が過ぎると聞きます。

今日はその様な場合、何から始めると良いのか手順をお伝えします。


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身近な人が余命宣告を受け入院などされている場合、医療従事者の方から

「もしもの時のことを考え、葬儀の段取りを始めた方が良い」とご家族に伝えられるケースが増えています。

これは、これまで多くの方がもしもの時に動揺され「何から手を付けて良いのか?」「どこの葬儀社に連絡をすれば」など困惑されて来たからです。



病院側から葬儀社を紹介されることもありますが、病院によって、葬儀社の斡旋は問題が起こるからと、ご当家で葬儀社を決めてください、と言われるが最近は多いです。


そのために、事前に葬儀社を決め、もしもの時には故人をどこに連れて帰るのか…
そこを決めておくことが大切です。


葬儀社を決め、もしもの時に故人を安置する場所も決まると、次に葬儀の打ち合わせになります。

ここでは、葬儀全般の決め事を話し合います。

●家族葬するのか 一般葬なのか。



●遺影にする写真の用意


●葬儀費用を決める


その様な決め事をしていきます。

葬儀を行うにあたり、家族葬と一般葬では内容が大きく変わります。

最近の家族葬は、コロナ過の影響から近親者数名というものが非常に多くなっています。

よって、葬儀を行うなかで、頭を悩ますことも非常に少なくなりました。

以前の葬儀は、悲しみのなかでも、参列者の方への気遣いが非常に大きく、また葬儀の手伝いをいただく、ご近所さんや友人の方などへの配慮が求められました。

故人とゆっくりとしたお別れができない…気が付くと葬儀を終えていた…それが当たり前な光景でした。

それだけに「家族葬」は、ご家族、近親者のみで葬儀が行え、故人と十分なお別れもでき、外部の方への遠慮もいらないことから、希望される方が増えた原因だと思います。


家族葬から波及した直葬、一日葬などの葬儀が、多くの方に支持を得てきた要因には、ネット社会になり葬儀の情報が公になったからと言われます。

直葬については過去ブログをご覧ください。

次回は一日葬についてお話します。

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牛尾治朗さんがお亡くなりになられ、近親者の方のみで葬儀が行われたと報道がありました。

政財界で大きな影響力を持たれ、身近な我々の生活にも関連する見えないことに尽力された方だと思います。

過去にも多くの先人の方が尽力され、いまの日本が昭和20年より戦争のない国として成り立ってきたことは、決して当たり前でなく、多くの皆様の尽力のお蔭だと感謝し、これからは残された一人でも多くの人が道徳心を持ち、この日本を大切に暮らしていける国にしなければなりません。

人間は歳を重ねるごとに、この世に役立つ人間として生きなければ…

今回の牛尾治朗さんの訃報に接し思ったものです。謹んでお悔やみ申し上げます。


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断捨離をするのは、いきなりの思い付きが私には似合っているようです。

不思議なものでやって見ると、何となく気分が清々しくなりましたし、何か変化がある予感もしました。

今日は今朝、断捨離をしてフッと思ったことを…


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今朝、出勤しまして弊社の横にある護法神社の周りが気になりました。


毎朝社員が、護法神社の水替えをしてくれているのですが、今日はその担当社員が休み。

それで私が行ったのですが、神社の周りが気になり一部大掃除を行い、物を処分しました。

不思議なもので、何気ない行動を黙々としている最中、色々なことを考えている自分に気づくものです。

人間と言うのは、さりげないことでも多くの決断をしているんですね。

これをどこに移動しようか、から始まり、これを捨てよう、移動しよう、など多くのことを考えるのだと…

そこで思い出したのは、人間は一日に約3000回近い決断を人によってはしている、という話です。

起きようか、から始まり寝るまで、皆さんも日常で起こっている何気ない行動のひとつ、ひとつがすべて皆さんの決断によるものなんですよ。

その様に考えると、人間の脳は相当な疲れを伴うだけに、睡眠というのは非常に大切なものだと感じたものです。

さて、毎回のように話が横に逸れましたが、私は物を捨てるのが非常に苦手です。

もう何か月も使用してない物でも、いざ見つけると、どこかで必要になるのでは…

そう思うと捨てることに躊躇してしまうんです。

しかし、そこは思い切って捨てることにより、何気にその場所が綺麗になると

なぜか気分が爽快になり、次の行動に移れるんですね。

他にも断捨離しないといけない所があるのですが

思い立ったら吉日…やってみようと思います。

今日は葬儀とは関係のない話でしたが
何気に会社の運気が上がりそうな
断捨離の話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


最後に私のユーチュブチャンネル、まだご覧になっていない方、宜しければ一度ご覧になって下さい。
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今日のブログは
最初に現在の葬儀を見て感じたこと。

そして直葬が増える現在、寺院との付き合いや関わりを含めたことなど記しました。
それでは始めてみます。



葬儀を行う上で色々な制約が当家を悩ましたことが過去にありました。

それは
1、ご家族の思いで葬儀を行いたくても、故人の兄弟などから異論が起こり従わざるを得なかった。

2、隣近所や故人の友人や知人など外部の人に気を遣い、故人と触れ合う時間が少なかった。

3、宗教心がなくても儀礼的な葬儀を行わないと非常識と思われた。

これがコロナ過以前の葬儀で良く見られた光景です。

葬儀社に長く在籍しますと、どうしても葬儀の行い方が形骸化されることが当たり前になり、葬儀に携わっている現状が当たり前に思うものです。

最近の葬儀は、コロナ過により少人数で行われる葬儀が主流になりました。

コロナ過の3年間が葬儀を大きく変え、上記の3項目が現在の葬儀から殆ど消えたも同然のながれを生んだと言っても過言ありません。

故人の親族の高齢化により、葬儀への参列は故人の家族中心で行われるようになった。

外部への訃報連絡は葬儀終了後に「家族葬で行いました」あるいは、亡くなった連絡を入れるも「家族だけで行いますから、ご遠慮ください」と伝えることで話が伝わるようになった。

直葬やお別れ会などが主流になり、寺院など宗教色のない葬儀を希望する人が増えた。

これからの時代を考えると、葬儀社も柔軟な対応を求められる時代が加速するのでしょうが、各ご家庭の宗教をどの様な形で相続していくのか、お墓を含め大きな時代の変化が身近な問題になる気がします。

最近の葬儀の現場で見えていることは、お墓のことで頭を悩ます方が多いということ。

今は良いのだが、これから将来、自分たちにもしものことが起こった場合、子供たちに負担を掛けたくない思いを持つ人が増えています。

お墓は名義人が亡くなった場合、次の名義人に相続するようになっています。

家督が継承できる場合は大丈夫ですが、子供さんが嫁いだことにより家督が難しいという場合、元気なうちに墓を処分して納骨堂に移動しよう…という声をよく耳にします。

これらが現在、終活で言われる「墓じまい」になります。



墓じまいには当家により思いが違うもので、すんなりと決まらないのも事実。

しかしながら多くの墓地を見ますと、無縁状態の墓地が増えているため、管理者である寺院など困っておられるのも事実です。

寺院など墓地管理者は、永代使用権を与えると無縁状態になっている墓を勝手に処分ができません。

そのため、辛抱強く墓の所有者を探し続けるのです。

たまに寺院など宗教者を批判する人がおられますが、葬儀社は寺院と密接な関係にあるため、寺院も大変なご苦労があるんだと思います。

「うちのお坊さんは金、カネとうるさい」

「お布施や戒名料金が高い」

「頻繁に寄付がくる」など

寺院への不満を多く耳にするのが葬儀社の仕事柄ですが、確かに常識的には考えられない寺院が存在するのも事実です。

それは離檀料という、寺院の檀家を辞めるときに発生するお金など、金銭に関わること。

ある寺院の住職さんが離檀料で檀家さんと揉めました。

お互いが感情的になり、どうにもならない状況になったのですが、最後はある程度のお金で収まりました。

檀家さんは、住職の全てが気に入らないというもの。確かに寄付などが頻繁に発生していたことや、そもそもが寺院に対して気持ちがなかったのも事実。

そのため墓参りにも、住職と顔を合わすことの無い時間を選択し、急いで墓参りを済ませていたようです。

この状況を次の世代に引き継がしたくない思いも強く、自分の代で寺院との付き合いを辞めようと決心し離檀を決めたようです。

寺院の方は、先祖代々から寺院に多くの貢献をしてくれていた。それが代変わりし寺院への貢献がまったく無くなった。そこで離檀するのであれば、長くお世話になった気持ちを見せて欲しい、と。
それが離檀料だったのです。



ここ数日、このブログにて直葬の件で語りました。
直葬を選択する人の中には、寺院に葬儀をお願いしたくない…という思いや事情があるのは事実です。

その場合、その寺院と今後の関わりが持てなくなりますよ…と伝えると、それでも良いのだ、と言われる方もおられます。

直葬と言う葬儀は、以前は年に数件の葬儀で余程の事情がある方が行われる葬儀でした。

それが現在では、堂々と行われ葬儀の代名詞のようになって来ました。

その証拠は、寺院とまったく付き合いのない方が、以前であれば葬儀が発生すると儀礼的でも寺院を紹介して欲しいと言われていたのに、最近はそれさえ不要で火葬のみ…を希望される人が増えたことです。

ある住職さんが言われたのが「これからは黙って葬儀を行い、遺骨も合葬墓などに納骨し、徐々に寺院と関わりを無くす時代かも知れない」
まさしくその傾向が強くなるかも知れません。

その住職さんに今後の寺院経営を訪ねるとこう言われました。
「ワシは今まで通りに僧侶としてやっていく。来るもの拒まず、去る者追わずで、葬儀や法事ををお願いされたら出向く。そして年忌案内を出し、希望する人のみ行っていく。それで寺院経営が厳しくなっても仕方ないと思う。坊さんの仕事を当たり前にやり続けるのが僧侶だと思うから」と言われました。

この住職さん、相手を見て態度を変えることなく、誰にでも普通に接する姿勢はすごく好感が持てる方で、檀家さんからも不満を聞くこともありません。

相当な格式を誇る寺院ですが、住職曰く「寺が凄いだけで、ワシはひとつも凄くない。ただ住職を任命されとるだけ」と言われたのにも、この住職さんの性格を現していると思ったものです。

今日も起承転結な文章になりませんでしたが、少しばかり皆様の知らない隠れた寺院の話で今日は終わりたいと思います。

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菩提寺に墓地がある場合

納骨するとき
その墓地のある寺院の承諾が必要になります。

本来の常識であれば

亡くなられた時に、寺院へ連絡を入れ

通夜と葬儀の読経をお願いするのですが

最近は「直葬」で葬儀を考える人が多く

遺骨になったあと寺院に連絡を入れ、トラブルになる場合があります。

弊社では
直葬を希望される方には

墓地の有無、寺院との関係など
必ず確認をするのですが

なかには

「お宅に決める前に他の葬儀社にも聞いたが
そんな細かいことは言われなかった。
納骨の話は、お宅には関係ないだろう」と憮然と言われる方もおられます。

先日、約20年前に弊社で葬儀を行われた方が、他社で直葬をされました。

そして火葬後に、墓地のある寺院に対して

「遺骨にしてから読経をお願いしていいと葬儀社に言われた」と寺院に連絡されたのです。

当然、寺院は「???」と困惑され、「手順がおかしい」と当家の方に苦言を呈されました。

先祖代々、長きに亘り寺院と付き合い、境内に墓地もあります。

そこで、住職は言われました。

「亡くなって遺体の損傷が激しいなどの事情があっても、亡くなった場合は、ひとこと連絡を入れて欲しい…と。

病院で亡くなられ、次の日に火葬されていました。

葬儀屋さんは寺院の確認をしなかったのか?

そしてなぜ、葬儀社が主導し、火葬後に読経すれば良いなどと常識の無い対応をするのか。

以前も同様なことがあった。

どうも最近の葬儀社は、営利目的か知らないが、葬儀の本来の目的や常識を知らないところが目立つ」と…苦言を呈されました。

実は葬儀社により、直葬への対応に温度差が生じていることは、ある直葬をされたご当家からも聞いたことがあります。

要約すると、葬儀費用の安さを前面に出す業者、そして直葬を行うメリット、デメリットを丁寧に説明する業者の二通りがあると…

いずれにしても、直葬を検討する方は寺院と付き合いのある場合、当家の事情(お布施など)があっても、必ず寺院に連絡をいれ、葬儀の行い方を間違わないで欲しいと思うのです。

寺院に相談できない…その様な場合、葬儀社が窓口になりアドバイスは出来ます。
遠慮なく尋ねることも大切なことだと思います。

やり直しの出来ない葬儀…金額だけで決めることなく大切に行って欲しいものです。


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