NO9 浮上する難しさ | 見えない世界の真実が此処に®

見えない世界の真実が此処に®

霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

最下点を抜け出てから葛藤の日々でした。
自分自身を変えていくのは簡単にはいきません。
相変わらず、「死にたい」という声は聞こえました。
その影響で死にたいと思うことも多々ありました。
でも、「死んだら負け」という想いで踏み止まっていました。
今の訳の分からない精神状態を変えてやるという想いでした。
でも、見えない奴らの影響が強い時は情緒不安定で気が狂いそうになることもありました。

高校三年になってすぐにクラブを退部しました。

健康診断に行かなかったことをきっかけに突然辞めたくなりました。
やる気がない顧問と金が掛るという理由もありましたが、
理由にならないような事で辞める自分に腹が立ち、気づけば泣いていました。

何が起こっているのか
いったい自分は何なのか…
石ころのような自分は本当に生きていていいのか
親に対する憎しみは消えず
幼少期のトラウマに悩まされ
一人でいる時は頭がこんがらがって、訳が分からないような状態だったように思います。

学校や外にいる時は普通でいることに徹していたので何も問題は起こしませんでした。
めちゃくちゃに暴れても何の意味もないことは見えていました。
そんなことは身近な人には一つも相談したことはありませんでした。
まず理解されないことはわかっていました。
自殺願望の人に対して周りはどうすることもできないだろうと思っていました。
人の話を聞く気が全くなかったですね。

そんな中、不思議なことで
友達から見えない世界の相談をされました。

「実は俺、信じられへんかも知らんけど霊が見えるねん。
あっちこっちに霊がいて、嫌になる時があるわ。
家の階段から誰か下りる音がして見に行ってもおらんこともあるし、
自転車で走ってる時、普通に前に首が見えたりして気持ち悪いねん。
後、たまにでっかいラップ音がして、ほんまビックリするわ。」

と友達が相談してきました。
「へ~~すごいな」と私は頷きました。
聞くだけで、何も知識がないので答えようがありませんでした。
私も自分の家でラップ音がすることなど、今までの経験を話していました。
友達は話をして何かすっきりしたみたいでニコニコしていました。

そういう話に抵抗感も恐怖心も無いから普通に聞けました。
友達がそうだったのがちょっと意外でしたが、そんな人もいるだろうと直ぐに納得しました。
私は霊が視えることがあまりなかったので、普通に見える友達が羨ましいと思ったりもしました。
友達が何かを感じて、なぜその話を私にしたのか理由はわかりません。
見えない奴らの存在は実際いるとは思っていましたが、
その見えない奴らがまさか自分に影響を与えているとはその時は思いもしませんでした。

毎日葛藤を繰り返しながら
追い込まれる自分と抜け出そうとする自分。
アップダウンを繰り返しながら良い方向にと
鉛を付けたような重い足を一歩一歩進めていくのみでした。

そんな精神状態でしたが学校は全く休まず、遅刻のみで卒業する時には精勤賞をもらいました。
そんなに頭のいい学校では無かったですが、成績優秀賞を貰いました。
私学で学費が掛っているから、母親に申し訳ないと思い真面目に行っていました。

私のことは一見大人しい真面目で純粋な感じを受けるみたいで
そういわれることがよくありました。
大人の人ほどそうでした。
担任に自殺願望や最下点の話を面談ですることがありましたが、
よくわからない顔をされたので深くは話しませんでした。

まわりの人が見る私の印象に対して、実際はそうではありませんでした。
中身は悪意と憎悪でドロドロになっていました。
見えない奴らが身体の中に住んでいて蠢いていたのでしょう。
あの頃はそんなこととは思いもよらず、自分の悪い部分と思っていました。
悪い自分との戦いと思って、どうにか自己改善をしようと試みていました。

高校を卒業し
大学へと進学しました。
大学の専攻は情報学部でしたが
実際は精神異常を理由に独学で心理学をしていました。
見えない奴らと戦った大学生活でした。
最下点に落ちることはないだろうと思っていましたが
再び奈落の底に落ちることになりました。
見えない奴らを倒す力がないのに勝てるわけがない。
よく這い上がってきたなと思います。
我ながら


続く…
影見

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