私は三人兄弟で姉と妹がいます。
妹は高校に入学してから約15年は引き蘢りでした。
そんな兄弟、家族と共に生活をしてきました。
妹の引き蘢りが始まった頃は
心理カウンセラーの所へ通院させていました。
心の傷を癒していくための療法としては
妹の幼い頃の家族に対する不満を真摯に受け止めて
家族もカウンセラーの元へ通い妹と対話することでした。
そのカウンセラーのには3年以上は通っていたと思います。
しかしながら良くなる傾向は見られませんでした。
その症状を重く受け取りカウンセラーの先生は
唐突的にこんなことを言われました。
「生まれた場所所でお世話になる産土の神様と
住んでからお世話になる鎮守の神様に
お参りしなさい。そして先祖を大切にしなさい。」
それから家族・妹も含めて
熱心に神社に通うようになり先祖の墓参りも
月に一度以上は訪れようになりました。
だけど改善するどころかひどくなるばかりでした。
やがてその心理カウンセラーの先生の所への通院はやめました。
為す術も無くただ年数だけはすぎていきました。
そしてある日のこと事件は起こりました。
包丁をもって暴れ出したのです。
すぐに警察を呼び妹はパトカーで連行されて精神病院へ
強制的に入院させられました。
約3ヶ月で退院。
反省したのか改善したのか分からないけど
しばらくは大人しくしていました。
だけど前にも増して症状はひどくなっていました。
その症状はどんなものかというと
奇声をあげ暴れて破壊活動を行うのです。
それはリビングのカーテンを破り家具や壁を
気持ちが落ち着くまで壊していくのです。
その発作的な症状の時の家族はじっと耐えて
大人しくなるのを待つしか出来ないのす。
そんなことが約15年も家族の日常でした。
母はノイローゼ気味になり父も急に老け込んでいきました。
そんな中で姉の結婚が決まり新しい家族を迎えることになりました。
やがて父は妹の精神病院への幽閉を考えるようになりました。
しかしそれをしてしまうと妹の人生を奪ってしまいます。
冷静に判断しなければいけませんでした。
最終的な手段として「霊能力者」に頼ることを決めたのです。
そこで父はある霊能力者に依頼をしました。
その霊能力者は「先祖供養」が必要だといいました。
その「先祖供養」それがどの様な方法かというと
とても納得し難いものでした。
そんな中で私が偶然に「優愛」と出会い
妹の引き蘢りの原因と真実を知ることとなるのです。
これから少しづつ父が依頼をした霊能力者の「先祖供養」
の方法と「優愛」のことをブログで綴っていきたいと思います。
先見人
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