この物語は、シックスセンス管理人が今に至るまでを語るものです。
一番最初は、ココから
■狐道を断ち切った神主 vol.9
中学校の時の話なのですが、再婚した父はお金を貯め、土地を購入し、今思うと相当無理をしたのでしょうが家を建てました。
家の基礎をする前の事ですが、地鎮祭をやるという事で、両親と私と3人で参加しました。
当時、もう兄は家出をしており、私が25歳になるまで再会する事はありませんでした。この事については、また別の機会に書くこととします。
地鎮祭において神主さんはいつも通りなのでしょうが、祝詞を上げ、大麻(おおぬさ)を振り回していました。
そして両親は5万円の初穂料を支払っていたようでした。
大麻を振り回すとどうなるのか。
それを説明する為には、家を建てた後の私の家族の病状の話しが必要だと思います。
まず父は確かに遺伝的に、心臓を患っていました。
(今思えば、それが家系に来ていた因縁だったのですが)
しかし、血縁など全く関係ない母親まで不整脈になり心臓を患い、私も不整脈が酷くなり、ニトロを持ち歩く家族となってしまったのです。
最初に私が倒れたのは、新しい家に引越しして、一週間くらい経った時でした。
お風呂に入ってシャワーを浴びていると、いきなり意識が遠のいて、お風呂の隅に頭を強くぶつけてしまったのです。
頭をぶつけたその痛みで意識が戻ったような、そんな感覚でした。めまいや耳鳴り以上に私を苦しめたのは、やはりこの家での不可思議な出来事であったと改めて思います。
階段を上り下りしていても、意識が遠のき、気がつくと落ちている。
家族全員が心臓を患い、落ち着きがなく、両親の夫婦喧嘩は絶えず、居心地の悪い家でした。
新築なのに、家に居たいなどとは全く思えない時期でした。
※もちろん狐道以外にも原因があったのですが、それはまた別の機会に書きます。
さて、後にシックスセンスの代表と出会ったことから謎解きがずっと始まっているのですが、神主さんが振る大麻は何をしてくれたのか。
それは、印を切るのと同じで、叩ききってくれたのです。霊体や念体を切った程度でも酷い話ですが、狐道を切ってくれていたのです。
※その神主さんには、見えていないし自覚していないかもしれませんが、ある程度の力があったはずです。
その為、狐道が途中で切れ、道にはずれた狐たちが家中を占拠し、私達家族は全員が心臓を患ってしまったのです。
そうです。
狐の影響を受け始めると、基本的に心臓が苦しくなり、心臓を患ってしまうのです。
師に出会い助けを求めた後、私は不思議と心臓病が治っていました。父は既にペースメーカーを埋めており全快はしていません。
ただ、昔の父からではとても考えられないのですが、毎週プールに通っています。
母も、ペースメーカーを埋めるまで酷くなっていない状況でしたので、全快したようです。
あんなに夫婦喧嘩ばかりしていた両親は今は仲良く温泉に行くほどです。
会社を辞めてやると暴れていた父は、その後、高卒なのに部長になり出世をしてしまいました。
なぜ新築の家なのに居心地が悪かったのか。
ずっと謎であった事の原因は、形式ばかりを重んじる地鎮祭だったのです。
つづく