作家・漫画家 そして自死 | 見えない世界の真実が此処に®

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作家 漫画家 映画監督 音楽家
 

共に自殺しやすい職業なのでしょうか。




良くは分かりませんし、事実がどうであるかは私は知りません。

ですが、今回ご質問を頂いたので、記事と致します。




上にあげた職業はどれもがインスピレーションやイマジネーションを働かせる仕事であると同時に、その世界に入り込んでいかなければいけない職業でもあると思います。




この点について言えば、私もノンフィクション、フィクションに関係なく文章を書きますので同じです。

やはり想像をして、その世界に入り込み、あたかもその世界では時間が進行し、自らが主人公であろうと、俯瞰してみていようと、いずれにしてもその世界に浸らなければ、フィクションはとても書けません。

音楽も同じ部分があると思います。




自ら命を絶ちやすいかどうかの話はここでは言及しませんが、確かに、どんなものでも、その世界観に深く入り込む という事は、見えない世界の観点から言えば、違う次元に陥る事と同じ です。




よく、

 

夢の続きが見たい。

 

あの感覚を思い出したい

 

と、寝る前に夢の続きを願いながら寝る方がいますが、これも同じですよね。

 

 

 

 

この現実の世界から逸脱し、理想の世界や想像の世界に身を置き続けるのです。

そして一つの作品、文章や映画や音楽が出来上がるのです。




私は長いこと、作家の吉田修一さんの文章が大好きです。

 

以前は、他の作家さんが好きな時もありまして、ただ、その方の文章を久しぶりに読んだ時に違和感を覚えてしまいました。

 

なんだかパターンや技巧に引き込まれたからでした。

吉田修一さんの文章は自然なのです。

 

想像の世界であったとしても、自然に流れていく。

 

それが好きなのかもしれません。

 

彼は自殺なんかしないだろうなと思いますし……。

ただ、これも私の主観であって、それが正しいとは…… 断言できません。




川端康成。三島由紀夫。半田義之。太宰治。西村潔。

 

(敬称を略させて頂きます。)

いずれも作家、映画監督ですが……。

その死にいろんな理由があったとしても、見えない世界の観点から言えば、それは その世界から抜け出せなかった。

いや、脱け出す方法すら知らなかった からだと思うのです。




実は私も人とは違うのでは無いかと自分でハッとする事があります。

 

それは、同じ映画を何十回見ても飽きがこない。

 

そして何度見ても面白いと感じる時です。

 

※もちろん映画の内容によりますが。




この時、私もまたその映画の世界観から

脱け出したくない

居心地が良い


と思っているのだと思います。




変な表現であるとは思いますが、人には誰にでも、その人独自の世界観があり、作家などのイマジネーターの方々は、その世界に入り込まないといけないし、なかなか抜け出しにくいから…… 起こるのです。




以上、ご質問に対する記事とします。




シックスセンス管理人