日曜の河川敷少年野球場。
聞こえてくるのは、大人の怒鳴り声。
少年野球と指導者の怒号・罵声は、セットみたいなもの。
いつも思うのです。
少年野球指導に、怒鳴り声は必要ないでしよって。
指導者は言うでしょう。
子どもたちを思うが故の厳しさです。
怒鳴って、子どもたちを精神的に追い詰めるのが厳しさなの???
ナンデ出来ないんだ
ナンデそんな球が取れないんだ
は、最悪のNGワード。
大人が浴びせる、ナンデナンデのおかげで、子どもたちの小さなハートは傷ついているんですよ。
ナンデ僕には出来ないんだろ…
僕はダメな子なんだ…
厳しさを受け止めるべきは、大人であり指導者側であるべき。
ナンデ、この子は出来ないんだろう?じゃないんです。
ナンデ俺は、この子が上手になれるような教え方が出来ないんだろう???
って悩まなきゃ。
大人が、指導者が。
子どもたちが出来ない責任を厳しく受け止めないとね。
どうしても怒鳴りたいなら、コーチどうしで罵声を浴びせ合うのがホントなんじゃないのかな?
ナンデあんたは、あんな球簡単な球を取れるように教えられないんだ💢
ナンデあんたは、チームを勝たせることができないんだバカヤロー💢
6年生を送り出すとき、指導者が泣きながら漏らす一言。
俺は、お前たちが可愛いから厳しく接したんだ。
これって、自己弁護?
俺は悪くないって言ってるだけ?
怒鳴って常勝チームを作り上げる指導者がいるのは事実。
でも、この認識は誤り。
このチームは、怒鳴ったから強くなったんじゃないです。
練習の質が伴っていたんです。
おそらく、そのチームの指導者から怒鳴り声を取り除いても常勝チームになるんです。
大切なのは練習の質なんです。
指導者は怒鳴ってばかり…
練習の質もお粗末…
かわいそうなのは子どもたちです。