あなた詩人 寿の気付き 工房 吾も紅
2010年09月28日 07時00分 発行
おはようございます。
先日、そば祭りでお会いした陶芸家を紹介したいです。
吾も紅
(ワレモコウ)という工房です。
僕は陶芸にあまり詳しくないのですが、その陶芸には自然の息吹を感じました。
話しを聞くと日本全国を陶芸の修行に廻っていて群馬でパワースポットを感じて老神の大原に移り住みました。
築◯十年の古民家を借りて工房にして住んでます。
ボロボロの古民家を10ヶ月かけて住めるようになおしました。
東京からバスで老神まで通う毎日、たまには古民家で寝袋で寝ながら掃除をしていきます。
陶芸にかける想いがハンパないです。
陶芸家の浅沼美奈子さんは女性で耳が聞こえないのです。
蓄えは底をつき 陶芸の窯を買うために慣れない事務仕事もやりました。
見知らぬ土地での工房開設に安定収入はありません。
クルマもパソコンもありませんでした。
それよりも窯です。
すごいいい窯を買ったのでここでやめるわけにはいきません。
普通の陶芸家はよい土や粘土を仕入れたり買ったりしますが
彼女は耳が聞こえないぶん全身で自然と対話できるんです。
土は、近くの土地の声を聞きます。
そうすると土が「私を使っておくれ」と言ってくるそうです。
それが、箸置き、湯のみ、茶碗、アロマポットなど土がなりたいのもにかたちにするだけです。
着色も塗料を買ってくるのではなく、自然の中の草木と対話するそうです。
草木を塗りつぶして、自然の色を着色します。
今では口コミで評判になってきました。
近所の人がすごく応援してくれます。
畑の野菜をくれたり、展示会に出すと、友達をつれてきてくれたり・・・
工房にいるときは昼間は近所のおばあちゃんが遊びに来ます。
夕方は、目の前が小学校なので小学生が遊びにきます。
工房の夜は静かすぎて、東京から引っ越してきた母が寝られないということで、老神温泉のアパートへいきました。
もっぱら創作活動は静かすぎる夜です。
自然と対話し、なにかが降りてくるらしいです。
最近 浅沼さんは車を買ったので行動範囲が広くなり、イベントに出展もしています。
今は、パソコンがほしくてがんばっています。
先日の「ゲゲゲの女房の気付き」にあったように自分で道を切り開いている彼女を応援したくなりました。
以下は浅沼さんが僕を見て感じたことのようです・・・
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今日あなた詩人をインスピレーションで…感じたことは…
たくさんの悲しみを知っている人だと思いました。一文字一文字に悲しみを超えた慈愛が込めているように感じました。雲がひとつもない晴天のすがすがしい青空のような色。その無色がとても綺麗で涙が出そうです。そう優しい人だと思います。あなた詩人の愛が一人でも多く人に伝われますように…。
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ちなみに浅沼さんとお会いしたい方は、
10月16.17.18日に道の駅、川場田園プラザのクラフトガーデンに出展してます。
自然の息吹に満ち溢れた陶芸、陶器
芸術は・・・ばくはつです。
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