高雄はめったに雨が降らない。
台北から高雄に引っ越してからというもの、
雨が降ったのは数える程。台北では、冬になると
何日も雨の日が続くのがいつものことだが、
ここ高雄ではお天気の日が多い。
降ったとしても、すぐに晴れ間がのぞく。

雨が多いと結構ブルーな気分だが、
高雄の天気のように、いつも晴れの日が心の中にも
つづくといいな、と願う今日この頃。

疲れた時、少しブルーになった時、元気の出ない時、
なんだかすっきりさわやかになる歌がある。

ギターの伴奏とともに、シンプルに歌い上げるこの歌。
訳すまでは、恋焦がれて苦しんでいるラブソングだとは
知らなかったが、メロディーがなんとも忘れられない。
私の大好きな一曲。中国語がわからなかったときも、
なんだかメロディーだけは覚えていて、ラジオで
流れてきたときには一緒に口ずさみたくなる、そんな歌です。

仕事の合間、家事の合間、ちょっと頑張りすぎて
疲れた時、心を空っぽにして聞いて見てください。
青空が浮んできますよ…。
心が雨の日も、晴れになるような…。

百度MP3 -
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もらえれば、聞けると思います。もし、4番目が聞けない場合は
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版権を守りながら、楽しんで下さい。



歌詞の意味は私のつたない訳の方で
見てください。


情非得已 / 庚澄慶

始めて君にあった時のことを
忘れることは出来ない
惑わす瞳 僕の脳裏に 焼きつく
君の影を 追い払うことは出来ない
握った君の手から 君の優しさを感じる
ほとんど息が出来ないくらいだ
君の無邪気さを とても愛しく思う         
君がつらい目にあうのを目にすれば
きっと僕の心は痛むだろう

君を愛するのが怖いんだ         
近づきすぎてはいけないと
君にあげるものが何も
ないんじゃないかと怖いんだ
君を愛することが 
こんなにも勇気のいることなんて
君を愛するのが怖いんだ
たぶん僕はいつか 自分をコントロール
出来なくなって 僕は自分自身を
苦しめてしまうだろう
君を愛することはどうにも
とめられないことなんだ

なぜ 君と出会ったんだろう
出来るものなら 本当に本当に
こんなにも苦しい恋のわなに
囚われたくはなかった


日本語訳 copyright(c) Angela



庚澄慶は台湾のシンガーソングライター。
作詞、作曲、編曲、制作、歌唱と自他共に認める
マルチプレイヤー。コカコーラやコダック、
モトローラーなど数々のCM楽曲も手がけている。


*写真は青空音楽城からです。