結婚


             イラスト:  


日曜日は主人の同級生の結婚式でした。


今回は台湾名物路上結婚披露宴ではなかったので、

ホッと一安心。どうやら、ホテルの中だそうです。


会場は一面ピンク色。

ハート型の風船など飾られていて、

ハッピームード満点です。


開始は招待状に12時と書いてありましたが、

やはり、台湾の習慣。きちんと12時前についていた

私達や主人の友達は、案の定、40分ほど待つことに

なりました。

(でも、台湾って、時間が遅れても、会場を借りる料金って

変わりないのでしょうか?ふと、疑問に思いました。)


なにやら司会者の長ったらしい言葉で

披露宴は遅れて始まりました。


次に、会場の前にスクリーンが下りてきて、

新郎・新婦の生い立ちから出会いまでを

パワーポイント調に仕上げています。


まあ、ここで、写真を見ながら、笑いが起こったり、

出会いのところで、皆がにこにこしたりです。


でも、まだここで新郎新婦の入場がありません。


その後は、ホテルのスタッフが古代中国宮廷式の

服装で、メインロードを慎ましやかに踊りながら

入場です。


それから、生バイオリンの演奏に率先されながら、

新郎新婦が入場。皆でバラの花びらを巻いて

祝福です。


定位置についた新郎新婦。さあ、食事のはじまりかと

思いきや、まだショーは終わっていません。


ドライアイスのスモークで、ホテルのウェイター、ウェイトレスが

音楽とともに、入ってきて、各テーブルにつきました。

合図とともに、料理を置き、やっと、食事の開始です。

もう2時前っだったでしょうか…?


台北でもそうですが、この手の高級ホテルになると、

食べるまでにショーがあるのです。


お食事中は和やかに知ったもの同士、おしゃべりしながら…。

しかし、そのうち宴もたけなわになってくると、あちこちの席で、

移動組みが出てきます。

グラスを片手に、知り合いや友達に挨拶に行くのです。

台湾では、これってもう習慣ですね。


もちろん、同じ席の友達や先輩などにもグラスを捧げ、何度となく、

乾杯をします。このように、相手からグラスを向けられたら、

必ず、おなじようにグラスを上げ、乾杯をしてください。


食事中は、自分の先輩やもしくは、年配者に先に料理を

とってもらうよう、すすめます。これは、上の方に敬意を

表してという表れでもあります。


このような、礼儀もきちんと台湾にはあるんですよ。


さて、この日のお食事は品のよい味付けで、

どれも美味しかったです。ちなみにホテルは

台 糖 長 榮 酒 店=EVERGREEN PLAZA HOTEL(TAINAN)。

いつもは食べない羊の肉も、少し味見してみると、

全く臭みがなく、うまく料理していました。


ほぼ終了の頃を見計らって、早めに帰る人などが、

席を立ち始めます。それを、きっかけに他に帰る人なども

ぱらぱらと出てきます。


残った料理も、ホテルとはいえ、路上の時と同じように、

持ち帰りOKです。


帰り際に新郎新婦の持つ、キャンディーをもらって、

帰宅です。


この日はおそらく300人程の出席者がいたようです。


記念の写真ももらって、

「恭喜恭喜」。


いつまでもお幸せに!




参加中です。
みなさまのONE CLICKが活力です。
うさぎ  →人気blogランキング