狡猾な中国船 ~漁船と公船による縄張作り~ | 日本と中国の真実に迫る!

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長谷川です。


中国の漁船は警備船と密接に連絡を取り
海を支配していく恐ろしい仕組みを作っています。

 

3月21日の産経新聞の記事をご紹介します。

 

違法操業の中国漁船を曳航中、中国公船が体当たりで奪取 インドネシア抗議

 

インドネシアのスシ海洋・水産相は20日、違法操業していたとして検挙、曳航(えいこう)中だった中国漁船が中国公船に奪われたとして、中国政府に漁船の引き渡しと違法操業の中止を求め、抗議すると発表した。

南シナ海で続く中国とフィリピンやベトナムとの衝突が、領有権問題では「中立」の立場をとるインドネシアにも拡大した格好だ。インドネシアのメディアが21日、一斉に報じた。

 

中国漁船が摘発されたのは、南シナ海の南端に位置するインドネシア領ナトゥナ諸島沖で、インドネシアの排他的経済水域(EEZ)。

中国は、ナトゥナ諸島はインドネシアに帰属するとしているが、南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張する根拠としている「九段線」の一部とこのEEZが重複している。

 

スシ氏によると、

海洋・水産省の監視船が19日午後、EEZ内で違法のトロール漁をしていた中国漁船を発見。

職員3人が漁船に移り船員8人を拘束し、捜査のため漁船を領海に向けて曳航した。

だが、20日未明に中国の監視船から体当たりを受け、さらにもう一隻の中国公船が駆けつけ、漁船を奪い取られた。

 

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この事件が起きた場所はこちらになります。


・インドネシア領ナトゥナ諸島沖


こんなに中国から離れた場所で
違法行為への手助けを行っているとは本当驚きです。

 

暴力団が自らの縄張りを守るため
何人かがつるむことはあると思います。
これに対して、本来、見張る役目のはずの警官が
犯罪者をかくまっているというおそろしい状況になっているのです。

 

記事の続きです。


通常操業中とうそぶく中国大使館

 

スシ氏は、拘束した8人の事情聴取を進めるとともに、外交ルートを通じて中国に漁船の引き渡しを求める方針を示した。

これに対して在インドネシアの中国大使館は声明で、「(現場は)中国の伝統的な漁場」とし、「通常操業中に武装したインドネシア船に追い回された」と反論した。

 

 

この海域では、2013年3月にも摘発した中国漁船が中国側に奪われている。

諸島を管轄するインドネシア国軍指揮官は、中国公船に守られた中国漁船による違法操業が常態化しつつあると指摘し、国防省は「海洋権益を守る」として防衛体制を増強する方針だ。海洋・水産省は、中国側の監視船がインドネシア側より2~3倍大きいため、船を大型化して対抗する姿勢も示している。

 

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中国の領海外で「通常操業」とはそんな白々しい嘘よく付けるものだと感心してしまいます。

中国は漁船を違法に使い回し、捕まれば
警備船が介入し、奪い取り、本国みずからそれをかばうという
卑劣な行為を常態化させています。

 

この負のスパイラルに対して
しっかり日本やアメリカなどがインドネシアと連携し
声を大にして、違法性を訴えていくことが必要不可欠だと思います。

 

南シナ海は日本にとって、重要な海洋航路です。
そのような場所で、悪辣非道な縄張り作りを行う中国に
断固たる非難声明を一刻も早く出すことを望みます。

 

外務省への意見具申はこちらから!

 

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