水天宮に美味しい博多ラーメンのお店があるという情報をキャッチしたので、丁度人形町に行く用事があったついでに寄ってみました。
博多ラーメン しばらく 日本橋店、しばらくって変わった名前ですね。
場所は地下鉄半蔵門線 水天宮前駅の近く、住所でいうと東京都中央区蠣殻町2-14
新大橋通り沿いにあるお店で、セブンイレブンとお洒落な喫茶店に挟まれて、うっかりすると通り過ぎてしまいそうなたたずまいです。
店内は意外と薄暗く、カウンターに間接照明のようなライトがいくつも設置されていて、昼間なのにバーに入ったような錯覚を起こしそうです。
これが博多ラーメンのお店なの?と疑りたくなります。
気さくな従業員の方の誘導で、カウンター席に着席。
他にも二組ほど先客がいて、その客との間に人積分空いた席を案内してくれるなどなかなか気を利かせた感じです。
注文したのは一番ラーメンという普通よりも一回り小さい丼の福岡ラーメン。それに替え玉券もつけました。
目の前に置かれた博多ラーメン。
一瞬嗅いだことがない臭みと鼻を刺激する不思議な香りがしました。が、もう一度よく嗅ごうとするとどこかに行ってしまいました。
いわゆる豚骨スープの香りはほとんど感じませんでした。
カウンターには様々な調味料があって、ラーメンのほかに餃子にも使いそうなものもあります。
具は刻み葱と細かくスライスした木耳、それと薄めのチャーシュー。
見るからに女性が好みそうな奇麗な盛り付けです。
木耳は嫌いな方もいらっしゃいますが、私は大好き。あのコリコリっとした食感がありますね。
白っぽいと思った豚骨スープですが、蓮華ですくってみると透き通ってとっても手の込んだ作りです。
麺は好みの硬さにしてくれますが、私はバリカタにしてもらいました。程よい硬さで小麦粉感もあって美味しい。この上の硬さは、ハリガネとか粉落としとかあるみたいですが。
麺がほぼ食べきると、替え玉をお願いします。その時に、硬さを聞かれるので同じくバリカタでお願いしました。この時点で替え玉は別の硬さにすることも可能です。
お皿に、持ってもらったバリカタの替え玉です。ネギも追加で乗せてくれるんですね。
こうして一気に残ったスープの上に替え玉の麺を載せます。替え玉が面倒で、普通のサイズの丼で食べたい方は十八番のラーメンの食券を買うとよいです。
私は、最初の一杯はそのままで、替え玉はトッピングを加えて食べようと思ったので、こうしてゴマと紅しょうがをたっぷり載せて食べました。紅ショウガも味が濃くなくて、大量にかけても全く問題なしでした。
変わった調味料に柚子胡椒がありました。
以前、木村拓哉さんが、ロケの際に柚子胡椒をうどんにかけて食べたらめちゃくちゃおいしかったというのを思い出して、うどんではないですが、博多ラーメンにかけて食べてみました。すると、予想以上に柚子胡椒が効いたピリッと辛い味がしました。唐辛子がたっぷりとは言っているような辛さ、でもすごくおいしい。ただ、スプーンですくってラーメンの上にかけようとしてもなかなか柚子胡椒が落っこちなくて苦労しました。後で思い直してみたら、小皿があるので、そこに柚子胡椒をもって、あとは橋でとってラーメンに入れてあげればやりやすかったなぁと思いました。
替え玉を加えてもボリューム的には全然少なかったです。
お腹いっぱいに食べたいならあと2回は替え玉を用意してもらった方が良さそうです。あるいは、十八番らーめんに替え玉を注文するのがよいでしょう。
逆に言うと、女性でも替え玉を頼んでも全く問題なさそうです。
雰囲気もお洒落だし、デートで行くにもよさそうでした。
一番ラーメン:700円
替え玉:130円