雰囲気が読めない | ささやかなまいにち

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先天性サイトメガロウイルス感染症の娘との日々のできごとを綴ります。

先日、幼稚園の体験入園がありました。

 

4月から入園するお友達と一緒に遊びました。

 

とはいえ、そこは、さすがは、お勉強系幼稚園ですよ。

 

季節の行事に合わせた工作や紙芝居、手遊び歌でした。

 

着席しての活動でした。

 

もうすぐ雛祭りなので、お雛様の飾りを作りました。

 

顔に、目や鼻、口などをサインペンで自由に書いていた時のことです。

 

向かいの席の女の子の飾りを見て、ゆうちゃんは

「うわぁ~、ぐっちゃぐちゃだね!

と、笑顔で言いました。

 

ガーン

 

さ、さすがは、雰囲気が読めない難聴児…

見たままの感想を言いやがって…ムキー

 

女の子のお母様が、ふぅ…とため息をついて、

「そうだよね…ぐちゃぐちゃだよね。」

と物悲しそうにおっしゃいましたショボーン

 

「ゆうちゃん…

ゆうちゃんだって、一生懸命書いている絵をグチャグチャだねと言われたら悲しいでしょ?

〇〇ちゃんは、悲しいと思うよ」

と、厳しめに言ったワタクシムキー

 

そこで会話が途切れてしまい、女の子に「ごめんなさい」と謝ることができず。

申し訳ないことをしてしまった…ショボーン

 

他のお子さんの活動を見ていて感じたことは、お絵かきも、個人差があるということです。

 

ゆうちゃんより年下のお子さんでも、お絵かきが得意なお子さんもいれば、同い年のお子さんでも筆圧が弱くて、うまく書けないお子さんもいる。

いろいろなお子さんがいるんだなと、改めて思いました。

 

帰宅後、娘に

「ゆうちゃんは、公文でズンズンを一生懸命やったり、絵日記を毎日書いたりしているから、上手に線が書けたり、絵が描けるんだよ。

でも、お友達の中には、まだ上手に書けない子もいるから、ぐちゃぐちゃだね、とか、下手だねとか、言わないほうがいいと思うよ。

言われたら、どんな気持ちになると思う?」

などと問いかけたところ、

娘も

「嫌な気持ちになる。悲しい…ショボーン

と答えていました。

 

主人に、このことを話すと、

「えぇ~、でも、まだみんな小さいから、思ったことをそのまま口に出してしまうのは、仕方ないんじゃない?

口に出してしまったら、そのつど、相手がどんな気持ちになるのか、教えていくしかないんだよね。」

とスーパーポジティブに申しておりました。

 

今までは、私が、ずっと一緒にいたから、そのフォローもできましたけれどね…しょんぼり

 

「そこは、喧嘩をしたり、トラブルになったりしながら、こんなことは言っちゃ駄目なんだと学んでいくんだよ。」

と主人。

 

まぁ、人間関係を学ぶための集団生活ですからね…しょんぼり

 

あぁ…不安笑い泣き

春が楽しみな反面、不安もあるワタクシです。