最近はとっても現実的。
そんな風によく感じる。
悪い意味ではなく良い意味でね。


理想や夢があって、
それを真っ直ぐに追いかけた頑固さ。
でも、その頑固さが音を上げて限界を
生み出していたんだなぁと感じる。


理想や夢は現実で具体化したいじゃない。
でも、それを真っ直ぐ語るだけじゃなかなか
その形って思い描けないものだったりする。


どんなにストレートで勝負したいと理想を
持っている投手がいても、プロの世界では
磨き上げるまでは待ってはくれない。変化
球も投げられるのであれば今持っている
技術を駆使して色々な役割をこなし、信頼
と実績を積んでいくこと、その中で理想の
ストレートボールを投げる技術と、その
ストレートボールをさらに生かす投球術を
磨き、現実的な投球プランとして提示する
ことで理想を実現する環境が生まれる。


子供達のために何ができるかと考えている
僕が最近子供達に直接教える現場ではなくて
違う現場に携わることが多い理由を尋ねられた。
その理由を特に改めて考えずにスラスラと語って
いる自分、妙に説得力のある内容にちょっと
自分でもびっくりしちゃった。笑


正直、昔は自分自身に対して、自分が選んで
自分が始めた仕事をこうやってやらせてもらって
いるんだ、疲れたなんて絶対口にしてはいけないし、
つらいなんて絶対思ってはいけないし、きちんと
軌道に載せて初めてプライベートな将来を考える
べきだ・・・なんて思っていたのが本音だった。


でもどんなに好きなことをやっていたとしても、
どうもリズムに乗れなくて疲れるときはあるし、
向かい合う壁につらいと弱音を吐きたくなること
もあるのが現実。だったらそう言えばいいんだよね、
でもあきらめたくないから頑張る!って思いが
続けばそれでいいじゃない。人はひとりじゃ
生きられないんだから、それを1人で飲み込む
必要もないさ~、なんて思っている自分が今の自分。


そんな現実的な考え方が、最近理想や夢がなんだか
本当に具体化していくスピードをあげている気が
するし、最近『休日』は必要だって考えるきっかけ
になったのかもしれないし、恋愛に対する考え方が
変わっている理由なのかもしれないね~。