東大の二次試験が終わって

息子の初めて見る弱気な様子から

私は、東大受験の勉強は間に合わなかったか!


と腹をくくった。

 

そして、息子も東大の二次試験から帰宅した翌日からすぐに後期日程北大の二次試験の勉強を始めた。

 

この間息子は、合格しても行く気のない北大の案内パンフレットをじっくり見ることは決してしなかった((+_+))

 

私は、出願校決定と同時に前もって、ネットで1995年から2010年までの北大の過去問を購入しておいた。
 

次男の医学科受験では、『過去問との相性も考慮に入れて出願』は当たり前のことだが、非医学部に関してはどうなのだろう? やはり過去問との相性はあると思うが、東大しか見えていなかった長男の場合、前期試験の後に初めて北大の過去問を見た。


 

私はその頃、息子の北大後期合格が、現実味を帯びていると思えてきた。


そう思えた理由は、過去問に初めて手を付け出した息子が、私に向かって不安そうに言ってきた一言だった。

 

「この大学、過去問簡単過ぎるんだけど・・ どの年度を解いても全部 合格点に達しちゃう。本当にこれでいいのかな?今年から難しくなるってこともあるだろうか? なんか、キツネにつままれているみたいで余計に不安になるよ」

 

それに対し私は即答した。

 

「多分、東大受験の難しい問題と格闘する勉強ばかりしてきたからだよ。勉強が間に合っていないと言って、ずっと理科の勉強していたじゃん。その成果が今、花咲いているんだよ。すごいじゃん!自信持っていいと思うよ(^^♪」

 

 

後期日程は、前期に比べて科目数が少ないことが多い。

 

北大の息子が受験した学部も、受験科目は理科二科目だけで、息子は、物理ⅠⅡ、化学ⅠⅡを選択した。

 

そういった科目が少ないという意味では、気持ち的には少し楽かもしれない。

 

少ない科目が不得意科目の場合は最悪だが・・


 

私が、書きたいことは、息子の自慢ではない。


 

三者面談で、息子が受験する学部も後期北大の偏差値が京大前期と同じだったということにビビって、担任も私も息子にもっとレベルを下げて受験したらと勧めたわけだが、実際の難易度は、科目数が多い京大前期日程の受験のほうが、圧倒的に難しいと思ったということだ。

 

だから、偏差値だけを見て、後期日程の出願大学に対しビビることはない!!

 

それよりも、科目数の少ない後期日程の受験では、受験科目が自分にとっての得意科目であるかどうかを見極めることのほうがより重要であり、過去問も解かずに、偏差値の高さだけでビビることはしない方が良いかもしれないということが言いたくて、この記事を書いている。


だから、偏差値にビビる前に、過去門を解いてみて感触を確かめてみていけそうなら、倍率など関係なく出願すれば良いと実感しました。



過去問も確認せずに出願した息子の場合は、たまたま運が良かっただけかも(汗)