どんなに寝ようとしても
眠れません
ようやく、夜中の2時すぎに
眠りについたのか、
しかし、夢のなかで認知症家族に
沸かしたやかんの熱湯を頭からかけられる
夢をみて、うなされ、
その自分のうなされ、苦しむ声で
また目が覚めました。
夜中の3時。
それからまた眠れずにいます。
認知症家族、癌手術前日の麻酔から
5日ぶりに目覚めて、
また、暴言をわめき散らしていました。
ただただ、恐怖。
地の底からよみがえる怨念のように、
ひたすらの暴言と逆恨みをみせ
すべてのまわりに吠え続けています。
永遠に繰り返される地獄絵図のようです。
恐怖以外になんの感情も感じない。
やはり、そうです。
それが現実なのですね。
これは、同じ家に住んで介護してきた
人間にしかわからない、恐怖です。