幼稚園と保育園、同じようで同じではありません。
幼稚園の所管は文部科学省で根拠法令は学校教育法です。
幼児に適当な環境を与え心身の発育を促す教育を与えることが目的。
保育園の所管は厚生労働省で根拠法令は児童福祉法です。
保護者の委託を受けてその児童を教育かつ養護すること。
共働きの家も多いんだし預かってくれて教育もしてくれるのでいーじゃん!分ける必要ないじゃん!というのが親の本音では?と思っていたら、まさにそのような考えがちゃんと形となって動いていました。
保育園なのに『教育を与えている園』や幼稚園なのに『延長保育してくれる園』は既にたくさんありますが。
WAT園は3年後の幼保1本化のモデルケースとして動いています。
2009年に開園しました。
まだ1本化は先の話なのでWAT園の現在の入園方法は2種類。
①ウェンツ幼稚園の申し込みをして抽選を受けるか。
②小池保育園を希望して区役所に申し出るか。
一旦入園してしまえば幼稚園&保育園クラスは違えど9時から14時までの時間割はほとんど同じようです。
(もちろん延長を希望しない幼稚園児は2時に帰宅できます)
中に入れてもらい施設を見たらいい!いい!ここすごくいい!です。
まず教室が広く廊下がない。
中心となるリビングの様な場所(集会などができるね)から放射線状に教室が。
たぶん3階建ての建物を2階で使っていて明り取りの窓もたくさんで吹き抜けなどもあり天上が高い。
イメージとしては避暑地のロッジな感じです。
床暖房で新築キレイ!
とある大学傘下なのでそこの大学の美術の先生が来て美術を教えてくれたり、地元Jリーグのお兄さんが来てサッカーを教えてくれたりするそうです。
またこの園は「教える」ということよりも「子供が学ぶ」方に重点を置いているそう。
算数を習うのではなく、10個のパンを園児がお当番で5人に分ける⇒その際に先生が「10個のパンを5人に分けたら1人2個だね!」と補足をして説明をする。
理科を習うのではなく、ベランダに植えたゴーヤの成長記録を園児がつける⇒その際に先生が「葉っぱで太陽を浴びて根っこでお水を吸って大きくなるんだよ」などと説明をする。
という形をとるそうです。
省庁の作業が順当に行けばウェンツ幼稚園と小池保育園は3年後には完全に融合し、独立WATとして完全に独り立ちするそうです。
保育園の細やかなケアと幼稚園の教育が1度に受けられそう。
保育園は年収により金額の違いがありますが幼稚園の1/3程度の金額で通うことができます。
なのでうたはここの保育園もいーなーってぼんやり思ってました。
素晴らしい!しかしここで問題。
保育園の募集人数は?
5歳児1名。
わはは。
みんな辞めないもんねえ。
幼稚園は25名ずつありましたが、これも狭き門になりそうです。
保育園として保育料金が安いのなら魅力的ですが、幼稚園としては他の幼稚園よりも高めの授業料で家からも遠いので申し込みはしなさそうです。
うたがWAT園に行って頷きまくっている間、娘うさぎはこんな感じ。
ee君と公園に行って、ティラミスとアイスを食べたそうです。
ひひひひどすぎる。
だけど撮る人が変わると写真も違うよね。
EOSKISS欲しいなあ。