年末から年始にかけてノロウィルスにやられたり風邪をひいたり気管支炎になったりと病気続きの我が家。

うさぎの身体に発疹などできていたのですが、乾燥性と決め込んで保湿したりしてやり過ごしてきたんです。

もう10日くらいかな。

しかも左側だけ。

最初は手首に、そのうち首筋~背中、肩から腕を下りてきてどんどんどんどん増えてえ…皮膚に発疹の帯が。

皮膚上の天の川やぁ~ハート

言いますね、彦麻呂なら。


で痒がるので皮膚科を受診したら

線状苔癬(せんじょうたいせん)でした。

こわっ。

画数多いから。


乳幼児には良くみられる病気。

罹患者はほとんどが子供、その多くは女児であるそう。

最初は1箇所、2~3週間で広い範囲に帯状に発疹が広がる。

痛みも痒みもなし。

罹患箇所は身体のどちらか半分側だけ。

原因は未だ不明。

半年から1年で自然治癒→完治。


でもうさぎは痒い痒い言ってかくので出血してしまいました。


先生は「うーん、たぶん発疹がまだ広がってる状態だから炎症を起こして痒いのかも」と。

いつもの薬では全く効かないので1段階強い薬をもらうことに。


でね。

「たぶんこの症状で間違いないでしょう」と先生は症状実例の本を見せてくれたんだ。

(いつもそうやって資料やらをちゃんと見せてくれたり、今回も線状苔癬と紙に書いてくれたりするよ)

自然治癒する

の下に

ステロイド剤で症状を抑えることができる

と書いてあったのな。

なんかひっかかって「先生薬ってステロイド?」て聞いたら「そうだよ」と。

この先生はステロイドの研究者で論文なんかも発表している。

やぶではないと思うんだけど。

ちょっとだけ落ち込み。


いや、ステロイド剤はしっかりと用量用法を守れば大丈夫とは言うものの私自身の中に何がどう心配なのか、どこが怖いのか、何を持って安心なのか知識があまりない。

なんかスィンパーイ。

だって皮膚が弱くなっちゃうんでしょぉぉ?

ああもうアホ丸出し。


で一応薬剤師さんに「これ、アンテべートてステロイドですよね?」と聞いてみた。

「今の時代のステロイドは1本まるまる塗っても食っちゃっても副作用ないんですよ~私なんて小腹がすいたら吸ってますよアッハハハ」との返答を聞きたいがために。

薬剤師さんは「そうですよ・・・、ただご心配であれば薬剤師ではなく先生のご説明を受けることをお勧めします」とのこと。

ごもっともですよ、ごもっとも。


でも「何を今更」とほっぺに書いてあったので。

いつもの薬(ベトノバールG)を聞いてみた。

「これもステロイドですか?」

「そうですよ・・・」

にょおーーーーーービックリ!

知らんかってん。

乾燥性湿疹で出されたこの薬、何かあればこれをうさぎに塗ってました。

私自身も。


でもって私が今使ってる(この皮膚科で出されたものではない)蕁麻疹の薬も。

■テラ・コートリル

■リンデロン

ステロイド剤!

もうステロイドステロイド、ステロイド祭りでどんだけ好きやねんという状態。

もはやネットで調べる気力もありません。


話は線状苔癬に戻りまして。

(ステロイドの話は簡単に投げ捨てた)


うさぎは左側だけで右は本当にきれいなもの。

原因不明てなにかね。

女児に多いてことは女性ホルモンの関係かね。

でも湿疹の場所が限られてるてことは皮脂細胞がそこだけ反応してるてことだよね。

わからん。

世界中の頭良いワールドの研究者の皆さんが長年研究しても解明されないことを今考えてもわからんさ。


というわけであと半年間湿疹とお付き合いします。

病名がわかってホッとしたよ。

今は痒いけどそのうち痛みも痒みもなくなるそうで。

夏までには目立たなくなるといいなあ。



夜になって。


ee君が「うさぎのほっぺを食べちゃうぞ~」とほっぺたに自分の顔を寄せ、うさぎが「やめて!やめて!パパやめて!」と騒いでじゃれてた。

私がそばに行くと「ママ、パパがほっぺを食べようとしたの」と息を切らして言うので。

「あ!なくなってる!ぎゃ!うさぎのほっぺがないよ~」

と渾身の演技をしたら。

みるみる表情がゆがんで

むほーーーーと泣き出した。

ぎゃーーーーーーーーーーじゃないのね。



USAGI ON A CRISP DAY


ee君に抱きついてしばらく泣いとりましたなあ。

「嘘だよ、ママは冗談言ってるんだよ、あるよ、ほっぺ食べてないよ」とee君が必死でなだめ。

「うた、ほんとに意地悪いよね・・・」とつぶやいておりました。

ぷぷぷ。



USAGI ON A CRISP DAY

道行く人も触る、これね。

うまそうにへ~