もっとずっと観て感じていたかった みはる の たきざくら と

お別れをして、高速道路を通って次の観光へ向かいます。


高速道路に乗るまでに、地道を走っていた途中に見かけたのが

仮設住宅。被災地に来たと実感する眺めです・・・


驚きました。。。

だって、仮設住宅といえばこうべではプレハブだったのに

このエリアで見かけた仮設は

木製 だったんです。


そういえば、ニュースで見たことがあるような気がしますが

観光タクシーの運転手さんによると

たまたま私が見かけた所のは木製ですが

すべての仮設がそうではないのだそうです。


不思議なもので、木でできているだけで

無機質なプレハブに比べて ほっとできるような気がします。


実際問題、厳しい寒さを越すためには、プレハブだと結露などが出るし

なにせ、 寒い!のだそうで。。。

木製だと、冬の寒さはかなりましになるのだそうです。


なるほど、、、

こうべはふくしまのように寒くはないけれど

木製のがあったら、少しは住んでるかたも癒されたのでは

と思います。


(私はこうべの仮設住宅についても

外からしか見たことがなかったですが

ずらっとプレハブが並んでいる無機質な様子は

なんとも言えない気持ちになったものです)


運転手さんも 私たちがこうべから来たことは分かってらしたので

こうべと比べてここはどうですか?

こうべのときは、どれくらいで復興したって思いました?

などいろいろ訊かれました

(方言があって聞き取れないところもあったのですが 汗)


なにせ、ほーしゃのーがねー

それさえなければ こうべみたいに 復興できるのにねー


と大変悔しそうでした。

私たちもほんとうに歯がゆい・・・


色も匂いもない、姿が見えない

ほうしゃのう という敵と 戦う 

というよりも

なんとかこの状況を上手くやり過ごし、

元通りの生活ができればなぁ、、

と決して多くのことを求めない控え目な

そしてなによりも 

我慢強い県民性 のようなもの?

を朴訥とした話し方から感じました(その日の夜の御宿の

スタッフさんたちからも感じたものでした)


色々話をしながら、進んでいくと

磐梯山が。


何かいいことあるかも・・・

4月末ですので、まだ山肌に白いものが残っています。

あまりに雄大で、ほれぼれと見つめていました。


この後、右手に磐梯山、左手に猪苗代湖を見ながら湖岸をドライブ。



何かいいことあるかも・・・


何かいいことあるかも・・・

何かいいことあるかも・・・

ほんとにのどかな眺めで

震災のことや 事故のことも

忘れてしまいます


このあたりは甚大な被害はなかった

ようですが、目に見える形以外での被害や

辛いことは私たちの思わぬことできっとおありなことを

思います・・・


そんなこんなで、来年の たいがどらま とゆかりのある

あの 場所 に移動します。 続きます