ジュネーブ半径500Mな毎日 -6ページ目

フランス人のためのひらがなの覚え方


日本語を勉強しているマダムに、復習のお手伝いをしている。

彼女が日本語の復習をするのを私が手伝い、

私がフランス語で日本語を教えるので、

そのフランス語を彼女が直してくれるという



日本語初級のマダムと

フランス語が途中で空中分解する私と

読書の傾向が同じという共通した趣味と

彼女の職場まで私が近いという事と

ものすごいバランスの良さとタイミングの良さで始まった

ちょっと不思議な言語交換



彼女は今はひらがなを熱心に勉強しています。

彼女にしてみたらひらがなは、くねくねしていてとても難しいので、

そんなフランス語を話す人達のために、覚え方があるそうです。


たとえば

「か」 逆さまにするとキャトル(4)にみえるから、キャトルの「か」

「く」  クークーと鳴く鳥のくちばしに見えるから、クークーの「く」

「こ」  コキーユ(二枚貝)に見えるから、コキーユの「こ」

「つ」  ツナミ(津波)にみえるから、ツナミの「つ」

「ぬ」  ヌイユ(麺)みたいにくるくるしているからヌイユの「ぬ」

などなど、50音全部あります。

彼女はこれを全部ノートに書き写して、一生懸命勉強しています。




昨日の質問は

「お元気ですか」の「お」はどういう意味?

という物で、

「日本人の知らない日本語」を読んでいて良かったーと思いました。



でもフランス語、やはり、思っていたよりも難しい言語だなとおもいます。















カフェでは読書が出来ない

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11月3週目はいつも雪が降ると心の準備をしている。

で、やはり降った。

今年はなんだか風の強い日が多いな。

さて、1時間程つぶさなければいけない。

本が読みたい。

カフェに行く?

まさか

でも、今日は他に選択肢もないから、久しぶりに挑戦してみる?

カフェ読書。



そういえばスターパックスは

家でも会社でもない、3番目の場所になれるカフェを目指して、店舗を展開しているらしい。

その戦略通りに、日本ではカフェで本を読む人が多いけれど、

こちらではそんな人はあまりいなく、

1人でふらっとカフェに来る人は、エスプレッソなど濃いコーヒーをさっと飲んで、新聞にさっと目を通して出て行く感じだけれど、それ以外だと

とにかくおしゃべりがうるさい。

みんなずっとしゃべっている。



自分も友達と来ている時はうるさいくせに1人でカフェに来ると、急に隣のテーブルのおしゃべりがうるさく感じられる(笑)。

そう、カフェでは読書は出来ない。

それなのに、外は寒いからカフェに来る。



昼過ぎのカフェは人が多い。

なんでみんなそんなに暇なの?

と思う程人が多いけど、

よく見ると、リタイアされた年齢層がやはり多いので、

そんな風に老後が楽しいのは良いな、という気持ちにもなる。

となりの5人組が

「ポルトガルが、ポルトガルが」

とずっとポルトガルの話をしている。

ラテン系らしいとりとめなくも止まる事のないトーク。

どうやらグループの1人がポルトガルに帰国されるらしい。




ポルトガルの翻訳本について語り

ポルトガルの街について語り

魚料理について語り

話題は尽きないようだけれど、

おかげで私の本のページは予想通り全然進まない。



やはり読書は家でするべきだ!


と、4年前から一度も変わらない同じ結論に至る。



やっと2ページ、本が進んだと思った所で

ついにお店の主人までが隣のテーブルに参入

お別れの挨拶が長い長い。

もういっその事誰かが私にも話しかけてくれたら、

一緒におしゃべりしちゃうよ?

という気持ちになる。



そんな、貴重な1人時間に集中出来ない私の気持ちを知ってか知らずか

隣のテーブルのマダムが、

「試食してみない?」

と、カフェに置いてある試食用のチョコレートが乗ったトレイを私に回してくれる。



すでに、ココアを一番濃くして飲んでいるので、そのうえにチョコレートもちょっとつらいのですが

「ありがとうございます。マダム」と、美味しいから頂く・・・・・・。



そんな風にして、やはりカフェでは読書が難しい。


私のサードプレイスな場所、欲しいな~。
新宿のマインズタワーのスターバックスとか行きたいな~。

会計を済ませて外に出ると、
静かでほっとするのでした。
カフェの外でほっとするなんて、逆じゃないの!?
と思いながら、また慌ただしい日常生活に戻るのでした。(笑)。

















編み物、料理の秋休み

9日間の秋休み

長女が編み物に没頭したいというので

とりあえず大きな予定は入れないでいたのですが、

そう、問題は食べ物。

なんとなく時間がありそうな気がしてしまうので、

いろいろ普段食べたいけれど作れない物を作りました。

まずは、肉まん。

ホームベーカリーが壊れたので、最近全部手捏ねです。

薄力粉なんてないけど気にしないで強力粉で皮を作り、

中に入れる「あん」には春雨も入れて、肉汁もたっぷり吸っていて、ジューシー

美味しかった。

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こちらは私が編んだ、次女へのニット帽子とかぶるタイプのマフラー。

耳まで確実にカバーするニット帽が欲しくて編みました。

ついでに、子供がマフラーをひらひらさせているのが危険な気がして怖いので、

かぶるタイプのマフラーを編みました。

アルパカの毛糸ですが、ちくちくするらしく、柔軟剤で一度洗って、

やっと身につけてくれました。

が、ちょっと薄かったかも。

もっと太い毛糸で編み直した方が良いかも。

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ベーコンがなかったのでハム・エピ。

こちらも中力粉がなかったけど強力粉で強行突破。

2回作りました。
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あんこクリームのロールケーキ。

スポンジも抹茶にしようかと思ったけれど、子供達はそれは嫌なのだそうで、

普通の生地にあんこクリーム。

でも、これは途中で忘れ去られ、賞味期限切れとなりました。

うちの子達、あまり甘いものが好きじゃないみたいでした。(今更気付く?)

冷凍しておけば良かったな。


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こちらも、パイ生地から手作りのアップルパイ。

これは長女が1人で作りました。

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これは、名付けてあんパンルーレット。

半分はあんパンで、半分はなんにも入っていないただのパンです(笑)

作りすぎ(笑)


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あとは、自分用にもスヌードと帽子を編みました。

帽子は、お友達から似たようなデザインで注文が入りました(笑)。

冬が寒くてつべこべ言っていられない人向けの、必ず耳までかぶれる帽子と、
二重に巻けば必ず首からほっぺたまで隠れる幅広スヌードで、今年は喉を冷やさないようにします。


普段より家事をしてしまった秋休み。
私の秋休みはどこへ?なんて、
そんな自問自答もすっかりしなくなった5回目の秋休み