BlogKINGのプチハッピー放送局 -54ページ目

2010年シリーズ by 野村総合研究所


 野村総合研究所(4307)が明日の日本を占った「2010年の日本」プロジェクトに関する書籍を紹介します。

山田 澤明, 神尾 文彦, 齊藤 義明, 井上 泰一, 野村総合研究所
2010年の日本―雇用社会から起業社会へ

野村総合研究所コンサルティング事業本部, NRIアメリカ
2010年の金融―変貌するリテールと次なるビジネス戦略

野村総合研究所情報通信コンサルティング一部企業通貨プロジェクトチーム
2010年の企業通貨―グーグルゾン時代のポイントエコノミー

野村総合研究所, 野村総研=
2010年日本の経営―ビジョナリー・エクセレンスへの地図

野村総合研究所技術調査室
2010年のITロードマップ
池澤 直樹, 野村総合研究所, 野村総研=
ビジネスとしてのナノテク大全―2010/2015年のナノテク市場を可視化する

野村総合研究所, 野村総研=
2010年の流通―水平統合の加速と垂直統合の時代

野村総合研究所情報通信コンサルティング一二部
これから情報・通信市場で何が起こるのか―IT市場ナビゲーター〈2006年版〉


野村総合研究所, 野村総研=
2010年のアジア―次世代の成長シナリオ

 2010年なんてぼーっとしてたらあっという間にきそうですね。 
安倍政権はいつまで持つでしょう。 2010年には麻生政権になっていたりするのかな。
 あなたの生活をよりよい未来にするためにビジネス書を活用してみてください。

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?

清水 昭男, 広岡 球志
マンガ エンロン アメリカ資本主義をゆるがす史上最大級の粉飾決算

このブログをご訪問された方はライブドア事件はご存知だと思うのですが、エンロン事件をご存知でしょうか?
では、このアメリカ史上最大の企業スキャンダル、エンロン事件を追ったドキュメンタリー映画があるのはご存知ですか?
このドキュメンタリー映画では、全米第7位、世界第16位に急成長した巨大企業がわずか2か月で破綻するまでの経緯を、元社員の証言や内幕を暴く内部資料によって浮き彫りにしていきます。 監督は、アレックス・ギブニーです。粉飾会計をしているのはライブドアや日興コーディアルだけではなく、海外ではさらに規模の大きな企業スキャンダルが起きているのをこのドキュメンタリー映画で実感できると思います。

ドキュメンタリー映画 : エンロン

ジェネオン エンタテインメント
エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? デラックス版

以下にエンロン事件を扱った書籍を集めてみました。

ピーター フサロ, ロス・M. ミラー, Peter C. Fusaro, Ross M. Miller, 橋本 碩也
エンロン崩壊の真実

奥村 宏
エンロンの衝撃―株式会社の危機

奥村 宏
粉飾資本主義―エンロンとライブドア

みずほ総合研究所
エンロンワールドコムショック

大島 春行, 矢島 敦視
アメリカがおかしくなっている―エンロンとワールドコム破綻の衝撃

ミミ シュワルツ, シェロン ワトキンス, Mimi Swartz, Sherron Watkins, 酒井 泰介
エンロン 内部告発者

ブライアン クルーバー, Brian R. Cruver, 水藤 真樹太, 石丸 美奈
内部告発エンロン


高柳 一男
エンロン事件とアメリカ企業法務―その実態と教訓

山家 公雄, 西村 陽
検証 エンロン破綻

石田 眞得
サーベンス・オクスレー法概説―エンロン事件から日本は何を学ぶのか




 上の本にもあるように私たちは日本でエンロン事件と同じことを起こしてはいけない。経営者の勝手なマネーゲームに振り回され、大量の失業者をださないためにも何かを学ばなければいけないと切に思います。

ホテル・ルワンダ


アフリカ版 『シンドラーのリスト』
ジェネオン エンタテインメント
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
 アフリカ中央部ルワンダ共和国。  
 この国では、多数派のフツ族と
少数派のツチ族との間で幾度となく血が流れてきた。
ルワンダは1962年にベルギー支配から独立するが、
1973 年にクーデターが起こり、
多数派のフツ族が政権を握りツチ族を支配していた。
それに対してツチ族は1990年に
ルワンダ愛国戦線(RPF)を組織して内戦が起こった。
ルワンダ内戦は1993年に和平合意に至るが、
1994年4月にフツ族のハビャリマナ大統領を乗せた飛行機が
何者かに撃墜され暗殺された事を発端に
フツ族とツチ族の対立が再燃する。 
1994年4月から7月までの
およそ100日間に国民の10人に1人、
少なくとも80万人以上のツチ族と穏健派フツ族が虐殺された。
この死者は、比率からすれば
ホロコーストにおけるユダヤ人の犠牲者のほぼ三倍となっている。
 
 この映画はこのルワンダ大虐殺を、
実在の人物ポール・ルセサバギナ(ドン・チードル)
視点から描いている。
 
ポールは首都キガリにあるベルギー資本の
ホテル(Hotel Des Milles Collines)の支配人。 
ポールはフツ族だが
妻タチアナ(ソフィー・オコネドー)はツチ族だったため
大統領暗殺事件発生をきっかけに
隣人のツチ族の血を要求し始めた
フツ族の過激派たちによって
難しい状況に追い込まれていくことになる・・・  

主演のドン・チードルオ-シャンズ11にも
出演していますが、ホテル・ルワンダでの演技は圧巻です。
ワーナー・ホーム・ビデオ
オーシャンズ11 特別版

 日本で暮らす私達にとっては
大虐殺が起こるという状況はピンとこないかもしれませんが、
絶望的な状況の中で
外資系サラリーマンとして培った様々な手段を武器に
最愛の妻と家族を始め、多くの人々の命を救おうと
立ち向かっていく姿に共感し感動を覚えることができる筈です。 

 出演者では、ジャン・レノベルギーでの同情的な上司を演じ、
グラディエイターラッセル・クロウの敵役を演じた
ホアキン・フェニックス
がアメリカの新聞記者を演じています。

ビクターエンタテインメント
レオン 完全版

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
グラディエーター [SUPERBIT(TM)]

ショコラ、それは罪深いチョコレート


ショコラ映画レビュー
~罪深いチョコレート~

角川エンタテインメント
ショコラ DTS特別版

 カンガルーのように次から次へといろんな町を
ピョンピョン旅するシングルマザーとその娘のお話です。
 宗教的に断食の習慣がない日本人にとっては
ちょっとピンとこない部分がある映画かもしれません。 
 私が初めてこの映画をみたときは、
家族愛のほうにばかりひかれていたのですが、
イスラム圏で断食のシーズンを経験してから
この映画の見方が少し変わりました。
断食って日本人はダイエットのときぐらいしかしませんが、
宗教的にそういう習慣がある国だと普通だったりするんですよね。
私が滞在した国では断食中の人は
朝6時から夜6時までは口には何もいれませんし
シャワーですら禁止だったりします(水を飲んじゃうから・・・)。
昼食を普通に取る日本人が気を使って
現地の人の前ではランチを食べないような厳格さでした。 

 そんな前置きはさておき、村人のほとんど誰もがしきたりを守っている
そんな中で主人公のヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)
チョコレートショップを立ち上げて
断食中の村人にすすめるのだから
村長さんのレノ伯爵(アルフレッド・モリーナ)が
目を光らせないはずがない。
この映画はそんな村長さんとの
バトルが見所だったりもします。
案の定、主人公のヴィアンヌは無神論者扱いです。
また、断食のシーズン中という設定のおかげで
チョコという存在も罪深き存在になって際立っています。
多分、毎年断食をしている人々にとっては
「おいおい、断食のシーズン中なのにチョコ食べちゃったよ~」
みたいな感情移入ができるんでしょうね。 
 
 ジョニーデップは友情出演といったところですが存在感があります。

■ジョニーデップ出演作品■
ポニーキャニオン
スリーピー・ホロウ <コレクタ-ズ・エディション>

ヴィアンヌの娘役アヌーク
ヴィクトワール・ティヴィソル
も可愛いですね。
カンガルーの仕草を真似したり
してるとこが可愛かったです。
「ポネット」
のジャケットの子ですが、
この映画は私はまだみていません。
今度みてみようと思わせる演技でした。
角川エンタテインメント
ポネット
 そして、ヴィアンヌの最初の常連客アルマンド役の
ジュディ・デンチの演技が光っていたようにおもいます。

 そのアルマンドお婆ちゃんの娘役カロリーヌを
「マトリックス」のトリニティ役を演じた
キャリー=アン・モスが教育ママとして頑張ってます。
ワーナー・ホーム・ビデオ
マトリックス 特別版

そして、主人公のジュリエット・ビノシュは 
97年のアカデミー作品賞など
全9部門を受賞したラブロマンス大作である
イングリッシュ・ペイシェントにおいて
看護婦ハナ役を演じており
アカデミー助演女優賞を受賞しています。
 
アミューズソフトエンタテインメント
イングリッシュ・ペイシェント
 ショコラでは全体的にジュリエット・ビノシュ
大人の色気がこれでもかとでていた
甘~い感じの映画だったのですが
家庭内暴力や糖尿病、いじめなども扱っていて
甘いだけではない映画です。
DV(ドメスティックバイオレンス)という言葉を聞いただけで
嫌な体験を思い出してしまう人にはおすすめしにくい映画かもしれません。
 DVに苦しむジョゼフィーヌを演じたレナ・オリン
ラッセ・ハルストレム監督は1994年に結婚しているそうです。
意外な夫婦共演ですね。 
キリスト教に対する知識が乏しいので
分からない部分もあったのですが
心温まるいい映画だと私は思います。

舞台はフランスやのになんで英語ではなすねん!
っていうつっこみはあるかもしれませんが
まあそこは割り切ってみていただけたらとおもいます。

ロード・オブ・ウォー



ⅹ必要悪な死のセールスマンⅹ

 実在武器商人たちの証言を基に作られた社会派映画
日活
ロード・オブ・ウォー

 監督は「ターミナル」スピルバーグ監督の下、製作総指揮を務めたアンドリュー・ニコル。 
角川エンタテインメント
ターミナル DTSスペシャル・エディション<2枚組>
  主人公のユーリー・オルロフをニコラス・ケイジ、弟のヴィタリーをジャレッド・レトー「リクルート」コリン・ファレルの相手役を務めたブリジット・モイナハンがユーリーの初恋の美女エヴァ役。
ポニーキャニオン
リクルート

 「トレーニング・デイ」イーサン・ホークインターポールのエージェント(ジャック・ヴァレンタイン)を演じている。イーサン・ホークはルパンでいう銭形警部ですな・・・  
ワーナー・ホーム・ビデオ
トレーニング デイ (HD-DVD)
 ルワンダ・ホテルを観た後だと大虐殺が武器商人から買った武器で拡大してしまうことが容易に想像できてしまうのが辛い・・・ そういったことからもこの映画が製作された意義は大いにあると思う。

ホテル・ルワンダ映画レビューはこちら
ジェネオン エンタテインメント
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション

 『戦争における武器』という重いテーマを扱うため、エンターテイメント性を重視して映画の中では随所にブラックユーモアが取り入れられているが、私が一番気に入ったのはシエラレオネでの飛行機のシーンだ。 心が和んだのはセントバーツでエヴァを口説くシーンです。ただ、死のセールスマンが口説いた女性とバラ色の人生を維持するのは難しい・・・