慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)は

 肺動脈性肺高血圧症(PAH)と違って

肺動脈そのものの病態ではなく、

①深部静脈血栓症 ②凝固能異常

    などの基礎疾患が 背景に存在することが多い





・・・・らしい。



もちろん まだまだ はっきりとした原因は不明らしいですが。

肺血管って そもそも血管の中では 一番血栓ができにくい構造になっているらしく、

それでも できちゃうって どうよ?。。。みたいな。

まぁ、原因が 不明だからこその 難病指定なんでしょうけどね・・・むっ





しかし、主治医いわく

「なんか これ!って きっかけは それぞれにあるように感じる」のだそうだ・・・

たくさん患者を診ておられるお医者様のカンでしょうか?







私の場合、たぶん、大きな誘因となったのが

「ピル」である。いわゆる 経口避妊薬ってやつです。


ピルを約3年間服用しておりました。


あんまり 色っぽい話ではなくw

更年期がきつくて その治療として服用していたのでした。

 生理が バラバラ&月に2回来たり、腹痛&腰痛がきつくなり・・・

仕事中 辛くて辛くてね・・・(泣)



めっちゃ簡単に言うと 女性ホルモンが減って バランス崩れてるところに

女性ホルモンをピルで補充して 苦痛を軽減する・・・という治療です。

(乱暴な説明ですみません、詳しい更年期治療を知りたい人は 自分でちゃんと調べてねw)

年齢が進むにつれ ピルから もっとホルモン含有量の少ない薬に移行して

いずれ 閉経・・・と。

更年期を スムーズに過ごす治療方法なんです。


実際に ピルを服用してから 生理は きっちり来るし、

量も少なく 早めに終わるし もともとあった子宮筋腫は小さくなるし・・・と

いいことづくめでした。


あ、もちろん ピルは 婦人科で処方されますし、

定期的な血液検査もしていました。




ピルの重大な副作用として

「血栓」

・・・が あるのですが、もちろん説明も受けていました。








もちろん ピルを飲んだからと言って

全員に 血栓ができる訳ではありません。

しかし 肺高血圧症の原因の可能性はとして「否定できない」って感じです。


更年期の治療として 恩恵を受ける人はたくさんいます。

(ここ大切ね!すべてを否定的に捉えてはいけないとも思います。)


私の体質の因子に 「血栓ができやすい」ってのが きっと あったんだと思います。

しかし リスクを知っていて 定期検査もしていたのに 発症・・・って

やはり 長期の治療は怖いな・・・とも思います。

もうすこし早くやめていたら 発症しなかったかも・・・と思うこともあります。

(あまり 考えて後悔すると 凹むので しょうがなかったと思うようにしてますが)






ピルを止めてから やはり生理が ばんばん早く来ます。

20日くらいの間隔で来るし、時には 飛んでイレギュラーで来ます。

入院中 何がイヤって 必ず生理になるのが 辛かったです。

精神的なものもあったでしょうね・・・

お腹痛いし、腰痛いし・・・

あ、フローランの痛みの方が ずっとマシでした。にひひ

まぁ、治療の痛みを感じないので 気分的に楽だったかもしれませんが。






まだまだ 原因解明まで 時間のかかる病気ですが、

あくまでも 私の場合、

「ピル」だったかも・・・・?ってことで

  参考にしていただければ・・と思います。

マル m(_ _ )m


(追記)

ちなみに

肺高血圧症の危険因子として、

覚せい剤・コカインなどの違法薬物との関連も示されています。

(どのみち、ダメ!ぜったい!・・・ですがね)


可能性が否定できないものとして

抗鬱薬、経口避妊薬、女性ホルモン補充療法、喫煙が あげられているそうです。


違法薬物は言語道断だけど、治療としての薬の副作用は

念頭に入れつつ、治療をすすめないと怖いですね!


タバコは 百害あって一利なし!ですねw