なんでもお任せしてくる男性とお会いしてきました。
44歳婚歴なし、実家暮らし。
家事など一切できない人です。
結局お店の予約は取れませんでした。
あのあと何件かお店をあたってみたのですが時間も遅かったこともありどこも満席で予約が取れず。
28日は仕事納めの人も多いだろうから絶対混んでるよね…。
「すみません、お店の予約取れませんでした」→嫌み
「いえいえ、気にしてませんから(^^)」
気にしろよ。
そしてお前も探せや。
WEBでやり取りしてるときは「たまにいらんことを言うけどどうにか許容範囲。なんだかモテなさそうだなー」って感じでした。
たとえば
「まきさんってなんで今まで独身なんですか?
理想がすごく高いんですか?」
とか平気で言ってきます。
「 な ん で 独 身 な ん で す か 」
お前はどうやねん。
特大ブーメラン刺さってんぞ。
日程も時間も場所もすべて「おまかせします」でさらにイラついてしまったのですがこんなこと気にしてたらキリがないと思いとりあえず会うことに。
ちなみに私からしか「いいね」が付いてないです。
この世で私ひとり。。
それでも会ってみないとわからないので我慢我慢。
会社帰りでスーツ姿だったのですが、足元がすげー汚れたスニーカーなんですよ。
革靴履いてよ。。
スーツもサイズが合ってなくてガバガバだし…
でも私もダサいしね、我慢我慢。
「はじめまして~」
とお喋りしながら歩いたのですが、オタク独特の喋り方ってあるじゃないですか。
無表情で口元があんまり動かなくて小声で抑揚なく早口に喋る、、みたいな。
最後にかならず「ははっ」って乾いた笑いを付け足すんですよ。
全然おもしろくなくても無表情で笑うのでこわい。
目も全然合わなくて挙動不審。
逃げ恥の平匡さんって女性に疎くて仕事だけ黙々とこなしてる、会話も苦手でコミュ力のない不器用な人間でしたよね。
実際はこういう男性がリアル平匡なんだろうなーって思いました。
あーこれたぶん無理なやつ…
5分で帰りたくなりました。
でも我慢我慢。
お店にある程度目星は付けていったのですが案の定どのお店も満席で全然入れませんでした。
繁華街も歩いてみたんだけどリアル平匡は私についてくるだけ。
私が店に入って席が空いてないかを聞いてまわる…
という作業をすること1時間半。
その間ただただついてくるだけ。
それでも一生懸命喋って盛り上げていたのですが、ハハっと笑ってあとは独り言をブツブツ言うだけなので私も途中から無言になってしまいました。
年末に自分はいったい何をしているのだろう。
街ゆく人たちはみんな幸せそうに笑っている。
自分は初対面の人と1時間半も店を探して歩いて…
心底疲れた。
泣きたいよ。
こんなの絶対に幸せになれない…。
「もう帰っていいですか」
何度も言おうと思ったのですが、我慢しました。
やっと見つけた純喫茶に入ったのですがすでに21時。
「はー疲れたー」
って言われました。
私が我慢して言わなかった言葉。
お前が言うんかい。
話す気力もなくなっていたのですが、無言なのも失礼なので仕事の話をしていたら流れでこんな会話に。
「会社には男性ばかりで女性がいないんですよー」
「そうなんですね、全然いないんですか??」
「いえ、40過ぎた女性しかいなくて。
付き合えるような女性はいません。」
(わしもアラフォーやぞ?ムッときたけど我慢我慢…)
「じゃあ若い女性がいいんですか?」
「若い女性は得体が知れないというか…。
なにを考えてるかわからないし、もとより相手にされないので、もう諦めています。
同世代なら相手にしてもらえるなかと思って。」
私も今日たくさん我慢していたけど、この人も40代の私で仕方なく我慢してたんだなぁ…
と思うとさらにみじめな気分になりました。
この会話で完全に心が折れたのでさっさとお店を出たのですが、
「ごちそうさまです」
と言ったあとで1000円取られました。
合計2300円だったのでごちそうさまなんて言うんじゃなかった。
本当に苦痛な時間でした。
きっと好きな人とだったらお店が見つからなくても楽しい時間なんだろうな。
そう思うと自分がみじめで帰宅途中で泣いてしまいました。
もう婚活無理だなー
ほんとうに疲れた。
疲れるし、みじめ。
当分は人を好きになれないと思う。