BS1スペシャルで放映されていた「婚活38度線」を見られた方いらっしゃいますでしょうか。
脱北した女性が韓国で婚活をするのを取材したドキュメントなのですが、これがものすごく興味深く面白かったです。
今韓国では脱北女性が人気だという。
韓国の女性は理想が高く気が強く金遣いが荒いが、脱北女性は健気で慎ましやかで質素なのがいい。
結婚相手に最適、ということらしい。
韓国人男性は、嫁いで家庭に入って家事全般と親の面倒を見てくれる人を探している。
とにかく「韓国の女性は金遣いが荒い」というのを強く言っておりました。
その点脱北女性は倹約家で慎ましやかであろう、理想にぴったり当てはまるというのです。
しかし現実は、自由を求めてやってきた脱北女性は男性に金銭的な援助を強く求めています。
北朝鮮で苦労したぶん金銭的に余裕のある男性と結婚して、学費や留学費用、北朝鮮にいる家族への送金などを援助して欲しいということらしい。
家に入って文句を言わずに尽くして欲しい男性と、資金援助してほしい女性。
どちらも自分勝手で理想の押し付け合いです。
まぁ婚活って多少なりとも理想の押し付け合いでしょうけど。
それでも若くて綺麗な脱北女性は慎ましやかなイメージがあり結婚相談所では人気があるそう。
しかし実際お見合いをしてみるとお互い思っていた考えと全く違いうまくいかないという。
例えば北朝鮮にはローンの概念がなく、ローンを組んでマンションを買ったという男性は一瞬で振られていました。
その男性はお金持ちの親の力を借りず、自分でローンを組みマンションを購入していました。
どちらかというと経済感覚のある男性だと思います。
しかしローンは借金でしかないという価値観の脱北女性はその話を聞き絶望しました。
まぁ確かにローンも借金だけど。
概念がない人に概念を教え込むというのは並大抵ではありません。
相談所の人がどんなになだめてもダメで、
「資産額は書いてあるのになんで借金の額は書いてないのよ!!」とご立腹。
釣書に借金の有無が書いてないのはおかしいと言う女性の意見も一理あるなぁと思ってしまいました。
とにかくローンや借金は絶対NG、親の資産も結婚したら自分のもの、仕事や勉強等も好きにさせて欲しいという女性の考え方に衝撃を受けました。
「それならまず自分が自立したら?」と言いたいところですが、脱北者は自分がステップアップするための費用を持ち合わせていないのです。
そのための婚活なのです。
誰だってお金はないよりあった方がいいと思う。
でも日本人は「なんとなくあったほうが老後も安心かな。贅沢できるかな。」とぼんやり考えてる人が多いように思います。
しかし彼女らははっきりとした意思があり、結婚する前から使う用途まで決まっている。
そこが大きな違いです。
お見合い相手に、
「北朝鮮に残してきた家族への送金を毎月10万している。送金するには闇ブローカーを通さなくてはならない。
10万のうちの3万は闇ブローカーに渡ってしまう。だから援助してほしい。」
とはっきり話す女性。
お見合い相手にこういう話ができるってすごい。日本人にはない感覚ですよね。
脱北したときのブローカーが実は人身売買をしている人物だったということもよくあるケースらしく、そこから苦労して這い上がってきた女性はお金にとても執着が強いようです。
韓国男性が、脱北女性が理想と言いながらも見下してる感じもとても印象に残りました。
ちなみに取材を受けていた相談所での脱北女性の成婚率は2割だそうです。
主張強めのわりにけっこう成婚率は高いんだなと思いました。
生まれ育った環境が違えば考え方も違う。
そんなのわかっていたことですが改めて目の当たりにすると衝撃を受けました。
再放送したら絶対見て欲しい番組です。
脱北した女性が韓国で婚活をするのを取材したドキュメントなのですが、これがものすごく興味深く面白かったです。
今韓国では脱北女性が人気だという。
韓国の女性は理想が高く気が強く金遣いが荒いが、脱北女性は健気で慎ましやかで質素なのがいい。
結婚相手に最適、ということらしい。
韓国人男性は、嫁いで家庭に入って家事全般と親の面倒を見てくれる人を探している。
とにかく「韓国の女性は金遣いが荒い」というのを強く言っておりました。
その点脱北女性は倹約家で慎ましやかであろう、理想にぴったり当てはまるというのです。
しかし現実は、自由を求めてやってきた脱北女性は男性に金銭的な援助を強く求めています。
北朝鮮で苦労したぶん金銭的に余裕のある男性と結婚して、学費や留学費用、北朝鮮にいる家族への送金などを援助して欲しいということらしい。
家に入って文句を言わずに尽くして欲しい男性と、資金援助してほしい女性。
どちらも自分勝手で理想の押し付け合いです。
まぁ婚活って多少なりとも理想の押し付け合いでしょうけど。
それでも若くて綺麗な脱北女性は慎ましやかなイメージがあり結婚相談所では人気があるそう。
しかし実際お見合いをしてみるとお互い思っていた考えと全く違いうまくいかないという。
例えば北朝鮮にはローンの概念がなく、ローンを組んでマンションを買ったという男性は一瞬で振られていました。
その男性はお金持ちの親の力を借りず、自分でローンを組みマンションを購入していました。
どちらかというと経済感覚のある男性だと思います。
しかしローンは借金でしかないという価値観の脱北女性はその話を聞き絶望しました。
まぁ確かにローンも借金だけど。
概念がない人に概念を教え込むというのは並大抵ではありません。
相談所の人がどんなになだめてもダメで、
「資産額は書いてあるのになんで借金の額は書いてないのよ!!」とご立腹。
釣書に借金の有無が書いてないのはおかしいと言う女性の意見も一理あるなぁと思ってしまいました。
とにかくローンや借金は絶対NG、親の資産も結婚したら自分のもの、仕事や勉強等も好きにさせて欲しいという女性の考え方に衝撃を受けました。
「それならまず自分が自立したら?」と言いたいところですが、脱北者は自分がステップアップするための費用を持ち合わせていないのです。
そのための婚活なのです。
誰だってお金はないよりあった方がいいと思う。
でも日本人は「なんとなくあったほうが老後も安心かな。贅沢できるかな。」とぼんやり考えてる人が多いように思います。
しかし彼女らははっきりとした意思があり、結婚する前から使う用途まで決まっている。
そこが大きな違いです。
お見合い相手に、
「北朝鮮に残してきた家族への送金を毎月10万している。送金するには闇ブローカーを通さなくてはならない。
10万のうちの3万は闇ブローカーに渡ってしまう。だから援助してほしい。」
とはっきり話す女性。
お見合い相手にこういう話ができるってすごい。日本人にはない感覚ですよね。
脱北したときのブローカーが実は人身売買をしている人物だったということもよくあるケースらしく、そこから苦労して這い上がってきた女性はお金にとても執着が強いようです。
韓国男性が、脱北女性が理想と言いながらも見下してる感じもとても印象に残りました。
ちなみに取材を受けていた相談所での脱北女性の成婚率は2割だそうです。
主張強めのわりにけっこう成婚率は高いんだなと思いました。
生まれ育った環境が違えば考え方も違う。
そんなのわかっていたことですが改めて目の当たりにすると衝撃を受けました。
再放送したら絶対見て欲しい番組です。