私「わー！観てるの？」
娘「いや、出先。」
私「ちょうど、今みんな６分間練習でリンク出たとこなの！ピッタリだから、観てるのかと思った！！仕事は？早く帰りなよ！」
娘「いや、ムリ。」
私「今年はみんな、どこかでパーフェクトやった人ばっかなんだよ。すごいよー。レベル高いよ！わーダイス！わーすごい！わ―ハビちゃん転んじゃった。何にもしてないのに。ハビちゃんもびっくりしてる。脚、大丈夫かな？」
娘「ボーナス入った。」
私「緊張してるのかなー。うわーみんなくるくる跳んでる！かざぐるまみたいー！！あっちでもこっちでも。わっはー、これ、笑うしかない。すっごい、みんな調子いい。失敗する気しない。」
娘「ボーナス入った。」
私「宇野くんが跳ぶよ！宇野くんが…あーパンクしたー、まあ、確認しただけかもしれない、タイミング。」
娘「お母さん！聞いてないでしょ！！」
私「え？なに。」
娘「ボーナス入ったって言った！！」
私「あ、ごめん、ほんとー！？良かったねー今日？」
娘「うん。でも少ない。」
私「良かったねーすごい！」
娘「少ないの。」
私「良かったじゃん！ボーナスもらうようになったか。エライエライ。」
娘「聞いてない！！！」
私「え？」
娘「少ない、少ない、って言ってるのに、良かったねーって！！！もう、後で掛ける」
私「だめ、あとは本番だから。もっと聞けない。」
ＧＰＦ男子ショートの夜は更けゆく・・・。
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