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人は誰もが幸せになるために生まれてきたんです

まず、タイトルのことを信じてください。そして100%幸せになれる方法をひとつずつご紹介していきますので、自分に合った100%幸せになる方法に気づいてください。間違いなく必ず見つかります。
だって、「あなたは幸せになるためにこの世に生まれてきたのですから!」



前にも作家、佐藤愛子さんのエッセイ「あの世の話」についてはご紹介させていただいたことがありますが、同作品およびその続編「愛子とピーコのあの世とこの世」の中に、日本を代表する霊能者が登場します。




北海道の蝦夷地に家を建てた佐藤さんはアイヌの霊たちの強烈な霊障に悩まされます。家を立てた場所がかつてのアイヌの神聖な場所だったためです。




ひどい霊障に悩む佐藤さんは、このアイヌの聖地の浄霊を、美輪明宏さん、当時はまだ無名の若き江原啓之さんなど、そうそうたる霊能者に依頼しますが、ことごとくうまくいきません。




この時、佐藤さんの前に登場し、アイヌの浄霊を成し遂げるのが、今は亡き、相曾誠治(あいそせいじ)さんでした。




この稀代の霊能者である相曾誠治さんが、現代の日本人のために、穢れや魔を祓い、自らの天命を完うできるようにするための方法として、人々に薦めた方法が、「日拝」でした。




私は数年前に「あの世の話」の中でこの相曾先生こと、相曾先生の薦める日拝の方法を知ることになり、それまで毎朝、続けている日拝に取り入れさせていただきました。




それから2年以上になるかと思いますが、毎朝、天照大神様から分御魂(わけみたま)を頂戴させていただき、日々新たな魂で過ごすことのできる素晴らしい方法であると、心から実感しています。




日本という国が太古より伝え残してきた魂浄化の大変に素晴らしい方法です。




先月末に古本屋さんで、続編となる「あの世とこの世」の本に出会い、その中でも再び、相曾先生の日拝法がわかりやすく記載されているのを見て、お伝えさせていただくタイミングをいただいたと感じましたので、ご紹介させていただくことにしました。




以下のように、お二人のやり取りで、その方法がわかりやすく記されています。




3年も前の作品なのに、先の地震につながるようなことが語られていることには驚かされました。




ピーコ: ・・・そんなことより今の日本人の考え方によからぬことがあるからこんなに大きな地震が続いてくるんだ、神様の罰なんだと思ったほうがいいんじゃないのかと思うの。




愛子: そう、私は警告だと思ってる。相曾先生もそう言ってらしたわね。古神道の系統の方だから、いろんな災害が起きているのは全部、神様の警告だっていうわけですよ。それを世の中はずっと無視してきているでしょう。で、もうここまで腐敗したら、ジリ貧でいくよりも、早いとこ国がだめになって、そこから新しい日本が始まる日が来たほうがいいって。




ピーコ: 私もこの頃、そう考えることがある。だって、町を歩いているだけで、いい年をした人たちが自分勝手で平気で弱い者押し退けたり配慮がなかったりするのを見るでしょ。人間としてここまで厚顔無恥になったんじゃ、一回終わっちゃったほうがいいわよね。




愛子: 終わっちゃっても困るから、私は相曾先生にどうすればいいのか、尋ねたことがあるの。そしたら一言、「日拝(にっぱい)を欠かさぬことです」と。




ピーコ: 日拝って?




愛子: 日拝というのは簡単に言うと「太陽を仰いで祈る」ことなの。「太陽を仰いで太陽神の分魂(わけみたま)をいただき、毎朝、魂を更新すること」。不祥事や霊障は心の乱れとか身の不浄があるために魔がつけこんでくるの。だから、嘆いたり悲しんだりしないで、謹んで神にお詫びして魂を入れ替えることが大事だって。




ピーコ: 具体的にはどうすればいいのかしら。




愛子: 朝の大気の清浄な時間に、太陽を仰いで息を吸い込んで、「アマテラスオオミカミ」と唱えるの。「アマテラス」の「ス」のところで、「スーッ」と息を吸い込んで「オオミカミ」と続けて、最後の「ミ」を言い切る。息を継がないで「アマテラス」に戻る。息を吸うのは「ミ」の一ヵ所だけなの。でもこういうことを言っても噴飯(ふんぱん)モノって言われるだろうから、あまり言わないわよ。




ピーコ: どんどん言ってほしいわ。




愛子: 相曾先生は日本の穢れを祓ってあるべき姿に戻すためにするべきことは、「日拝」だと説いてらっしゃった。というのは、「世界の宗教は太陽信仰から生まれたから、私たちの霊的な親が太陽神であることに思い至らないと、乱れたこの世は一向に浄化されません」ということなのね。




ピーコ: 私、愛子ちゃんって、本当にいい霊能者ばかりに出会ったんだなあって思うわ。




以上です。






私は、普段は毎朝、お日様への秘言を唱え、感謝の祈りを捧げたあとに、この相曾先生の「アマテラスオオミカミ」の唱えをさせていただいています。






現在は特に、闇の世界が最期の大あがきを繰り返し、新たな時代に向けて闇夜が終わり、朝陽が天空へ向けて昇ろうとしている大転換の時を迎えていますので、「日拝」という行がもたらす意味はこれまで以上に、益々大きくなっているように思います。




仰々しく、難しいことを行わなくても、そっと手を合わし、一日の始まりに際して感謝の祈りを捧げるだけでも、周りの表れが、目に見えて良き方向へと変わり出す、不思議を体感できます。






何度かここでもご紹介している「日拝」のことですが、相曾先生の「アマテラスオオミカミ」の唱えが、より豊かで、安らかで、幸せにあふれた日々を皆様の元にもたらすと信じてご紹介させていただきます。