ホステス専門アドバイザー:REINAです。
同伴やアフター、休日店外など、お客様からの「店外デート」のお誘いは、誠意をもって丁寧に断ることが大切
今回は、「お誘いの断り方・基本バージョン」をご紹介します
お店の中でお客様を接待するのがホステスの仕事ですが、ときには同伴や会食など、お店の外でお付き合いすることもあります。
同伴ノルマはもちろんのこと、アフターを強く推奨してノルマを課しているところもあるんだとか
お店の方針にもよりますが、
基本的に同伴もアフターも時間外労働
お客様の誘いを受けるか受けないかは、「原則・ホステスの自由」です。
とはいえ、お客様からのお誘いはなかなか断りづらいし、数字がなければそうも言ってられないのが現実。
同じ「お店の外」でのお付き合いをするなら、私は完全に「アフター以外のところでがんばりなさい」主義。
セッションでもそのようにアドバイスしますし、結果的にそれで数字を落とした人はいません
何でもかんでも受け入れず、お付き合いするかどうか、は見極めていきましょう。
■多くのホステスさんが困る、「休日店外デート」のお誘い
プライベート感満載なお付き合いになるため、「休日店外はしたくない!」というのが本音、という方も多いでしょう。
でも、断ったらお店に来なくなるのでは・・・と不安なので、
- 上手な断り方がわからない
- 断ったことでお客様の足が遠のいてしまわないか心配
という悩みを抱えるホステスさんがたくさんいます。
大丈夫、あなただけではありません
「お断りの理由」の前に感謝の気持ちを伝える
絶対に忘れないでほしいのは、どんなお誘いであろうと、
好意・興味を示してくれている証拠
お断りするにしても、失礼のないようにするのが最低限の礼儀です。
「すみません!予定があるので無理です!」
なんて、即答&そっけない返信では、お客様が傷付いてしまいます
- 誘ってくれたことへの感謝の気持ちを伝える
- 「できれば行きたかった」など、残念感をアピール
- その上で、丁寧に詫びて断る
ホステスでなくても、これが【断る側の基本中の基本】です。
ありがちな落とし穴に気をつけて!!
ありがちな失敗例が、
- 「ここのところ忙しいせいで、体調が良くなくて・・・」
- 「昼の仕事があるので、朝が早いんです・・・」
- 「実家の両親が遊びにくる(または実家に帰る)ので・・・」
といった、ごもっともらしい正当な理由で断る方法。
フツーならこれで引いてくれるのが一般的、ではありますが・・・
ホステスの場合、これで納得してもらえるのは「ある程度関係性のできているお客様」か売れっ子ホステスだけやでー!!(* ̄▽ ̄)ノ
と思っていたほうがいいでしょう
売れないホステスや新人ホステスに対しては、
- 「1時間だけでいいから(行っちゃえば朝までイケるっしょ)」
- 「オレだって明日仕事だよ(ナンならおまえより朝早いぜ、とかぶせてくる勢い)」
- 「どうせ彼氏だろ(実家とかニイチャンとかウソくせーんだよw)」
などと突っ込んでくるのがセオリーなので、結局困ります
「その日はあいにく、どうしても外せない先約があるんです。ごめんなさい」でOK。
最後に「また誘ってくださいね」などと付け加えることも忘れないでください。
強引でしつこいお誘いや脅しのようなお誘いは、ハッキリ断ってOK!
お客様の中には「自分は客だぞ」と、強引に店外デートや枕営業を要求する人もいます。
売れないホステスや新人ホステスに対して、
- 「一晩付き合えば担当にしてやる」
- 「新人のくせに店の客を減らしてもいいのか」
など、脅迫に近い言葉を使ってくることも。
そんな人、断って構いません。
何かあっても誰も責任なんか取ってくれないんだから、行かなくてよろしい(断り方は気をつけて、ですよ!)。
もしお店やお姉さんホステスに文句を言われたとしても、気にすることはありません。
こんな付き合いを無理強いするようなお店やお姉さん、ロクな人じゃありません
いかに 【 信頼関係を築くか 】 が大切
ホステスが築き上げたいのは、
長くおつきあいできる良質な関係性であって、飲み仲間や遊び友達ではない
ですよね。
もしあなたがお客様のお誘いを断ったとして。
それで二度とお店に来てくれなくなるようなら、その程度の信頼関係しか築けていなかったということ。
そこをすっ飛ばして、誘いを受ければ来店してくれるーなんて、甘い考えは捨てることです。
関係性がなければ、誘われるままお付き合いしたって、来店なんかしません
「ホステスとお客様」ではなく、「人と人」として、お客様と向き合ってみてください。
お金というハードルが間違った認識を生むこともあれば、人の心を隠してしまうこともあります。
身近な大切な人に置き換えたとき、同じ断り方をするか。
あなたとのご縁を大切に、と思う人が、そんな誘い方をしてくるか。
その人は、本当に大切にする価値があるのか。
その上で、もう一度「お客様としてどうか」を考えて、どうするかを決めるといいですよ
元No.1ホステス心得@心通うお付き合いガイドブック
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