思い出に残る名機たち(第4回)~BC20000(サミー・4号機)~ | 回胴日記

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回胴式遊技機、すなわちパチスロを愛する人との情報交換の場にしたいと思います。
小生のパチスロ歴は26年ほどでしょうか...。

今を遡ること10年以上前、まだ小生が大学3年の頃のお話(もうそんなに経つのか...泣)。

1997年8月頃、サミーよりホンテッドパーティー2 と時を同じくして発売された機種にBC20000 なる機種がございました。




サミーといえば、当時もメジャーなメーカーではあったものの、現在のような隆盛をきわめたのは、のちの獣王やら北斗やらが登場してからのお話でして...。

この1997年にサミーからリリースされた機種は、他にウルトラセブンテキーラ などがあります。


ウルトラセブンといえば、当時はまだ低換金率営業(主に7枚交換)が主流だったためか、スペックが甘めに設計されており、設定判別打法が発覚して話題になったのを記憶しております...。

当時はどのパーラーに逝ってもウルトラセブンの設置を見かけるというカンジで、セールスのほうもなかなか順調だったのではないでしょうか...。


が、その後サミーが再び脚光を浴びたのは、やはり年末に祭&テキーラを発表したときですかね...。

そう、当時はリプレイハズシによる獲得枚数アップがブームでして、サミーも例に漏れず、技術介入による獲得枚数アップをウリにした両機を市場に放ったわけですな...。





で、件のホンテッドパーティー2やBC20000というと、上記の機種たちの狭間に発表された、どちらかというと日陰者的な機種だったと記憶しています...まあ、小生はホンテッドが一番思い入れがあるわけですが...その話はまたそのうち...。




さて、話をBC20000に...。

この機種、ウリは「集中役」。

リンクをご覧になればお分かりのとおり、ビッグ確率は1/2000以下(汗)...つまり、当たるのはほとんどがバケor集中役。

まあ、ビッグ確率をここまで下げたのは、「7パンの確率を極力下げて、集中役の継続ゲーム数をアップする」という目的があったからのようで...。

集中役をウリにした過去の機種といえば、アラジン(ニイガタ電子・2号機)やコンチネンタルⅢ(メーシー・3号機)などが有名ですが、これらに比べたら格段に破壊力を失ってしまった4号機の集中機...そんな汚名を返上すべく、市場に放たれたのでしょう...。





が、そんな極端なゲーム性が災いしたのか、BC20000も、設置はそう伸びなかったと記憶しております。

我が近所では、裏モノの設置で有名だった、今は亡きK店に導入されていまして、小生のBC20000初体験もK店だったわけです...と言いましても、デビューしてからだいぶ経っての話だったと記憶しておりますが...。




さて、とある休日、ふだんはあまり足を運ばないK店(当時はコンドルばっかり打ってたので、コンドルのないK店には用はなかった)に足を運んでみると、いつの間にかぴっかぴかのBC20000が10台ほど設置されておりました。


で、シマにふらっと近寄ってみると、中段パネル右上のMAMMOTH LUCKYなるランプ部分が光っている空き台をば発見(汗)。

(☆えぇ、ご説明いたしますと、BC20000の集中役は完全告知でして、集中役に当選すると、たしかキーンとかいう予告音(だったかな?)とともに中段パネルのMAMMOTH LUCKYが点灯するシステムになっているのでございます...。)


まあ、なぜ周りの人たちが打たないのか疑問でしたが、とりあえず着席してサンドに夏目漱石を投入...。

ということで、小生のBC20000の初打ちは、あろうことかハイエナした集中役からスタートしたわけです...。


さて、結果のほうですが、下皿のコインが半分にもならないうちに、あろうことかMAMMOTH LUCKYが消灯...。

まあ、バケを引いても消灯があるわけで...が、バケを狙うも揃わず...そう、揃ったのは箱7...つまりはビッグ(汗)。


と、嬉しくもない7パンにて初の集中は終了し、とっととコインを流して帰ったのを記憶しております...。

その後も何度か擦ったかもしれませんが、とくに記憶に残るような勝負もなかったと記憶しています...。







と、何の想い出もないに等しいBC20000でございますが、こうして実機を集めるようになって気づいたことが...そう、全然オクでも販社でも見かけないんですよね...。


が、ご存知の方も多いとは思いますが、つい先日、とうとうオクに姿を現しまして...。

で、小生はまったく思い入れのない台だったものでスルーだったのですが、サミーといえば黙ってないのがハカタワン氏w

ということで、発見後即電話を入れ、闘いが火蓋をきったわけです...。


まあ、あの時期の4号機なんて、世間ではゴミ扱いですから心配にも及ばない、というのが大方の見方でしょうけど、やはり自分で入札しているブツは、誰が競り合ってくるか、気が気でならないもの...。

しかも今回は終了時間は早朝6:30頃という鬼のような時間で、オマケに自動延長ナシw...これでは早朝からPCの画面にへばりついて行く末を見守るという流れも確定でして...(汗)。


んなわけで、昨晩午前1時過ぎからハカタワン氏と電話...どうなるのかなぁ、なんてお互い気を揉んでいたわけです...。

しかも、彼は先日誕生日を迎えたもんで(おめでとうございます)、連日飲み会の嵐だとか...当然昨晩も酔っ払っていたようで...。

さらには、あろうことか、午前3時前、また呑みに誘われたとかで、電話を切って出かけていってしまったわけで...w




さて、その後、本日の仕事が昼過ぎからだからということもあって、しばらくは起きていようかと412を打ちながら頑張ってみました...が、やはり4時過ぎにギブアップ...。


で、しばらくうとうとしていたものの、なぜか空腹で目が覚め、時計を見ると5:50。

とりあえずパーラーから景品でもらったプリングルスを朝っぱらから腹に詰め込みつつ、「起きてるか~?」とハカタワン氏にメールをば。


が、返事のないまま6:15に...心配なもので直接電話をしてみたら「今帰ってきた」とw

んでもって、二人してPCの画面をば睨めっこしながら更新ボタンを連打しまくり、6:30過ぎ、無事落札を確認♪


ということで、またBC20000の思い出を一つふやして、お互い床に就いたのでありました...。