今回も最近観た映画を
ご紹介したいと思います。
岸和田少年愚連隊
終始ケンカばかりしている青春映画。
ナインティナインが2人で映画の主演を務めているなんて知らなかった。
他にも若かりし頃の宮迫博之さん(雨上がり決死隊)、FUJIWARA、吉田敬さん(ブラックマヨネーズ)、宮川大輔さん、野性爆弾と今や有名になった芸人が多数出演!今これだけのキャスト集めようと思ったら大変よね。
ケンカと言っても不意打ちだったり武器使ったり、好き放題暴れまくり(笑)そうでもしなきゃ、少人数のチュンバと小鉄の仲間は勝てないよね。
高校生でこんなにめちゃくちゃやってるの?!って思ったけど、原作は作者の自伝的小説らしいから実際にこんな感じだったんだろうな。
たまにはこういう映画も、何も考えずに観られるからいいね。
フォレスト・ガンプ/一期一会
軽度の知的障害がある主人公フォレスト・ガンプ。
その底抜けの純真さ、実直さがこの作品の魅力そのものになっているといえる。
幼少期にはいじめを受け、大学生の時はアメフトに勤しみ、軍隊の兵士になり、卓球チームで活躍し、エビ漁業の社長になり、突然パパになる。
波乱万丈な半生を自らが語るという形で描かれている。
幼少期から同じ女性を愛し続ける姿が美しい。
この作品のキャッチコピーである「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」という言葉も素晴らしいが、「死は人生の一部」という言葉にも胸を打たれる。
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
原作未読、TVアニメ1期は全話観て鑑賞。
煉獄さんが終始格好良かった。
映像も綺麗だし、笑える場面も感動できる場面もあって面白かった。そしてさらに続編を作ろうと思えば作れそうな終わり方だったから、TVアニメ2期もあるかな?
原作を読んでしまっていると多分映画の展開までわかってしまうし、TVアニメを観ていなければなんとことやらさっぱりわからなかったと思うので、自分の今の状況は、この映画を鑑賞する上では最高のコンディションだったと思う。
ただ良くも悪くもストーリーがTVアニメの続編で、それ以上でもそれ以下でもないので、この部分だけ映画にする必然性があまり感じられなかった。もちろんTVよりも映画にした方が直接収入につながるのはわかるが、それはあくまでも製作者側の都合であって、鑑賞する側が「無限列車編」はTVではなく映画で正解!と思えるかどうか意見が分かれそうではある。
ハリー・ポッターと賢者の石
地上波放送を録画して鑑賞。
久しぶりに観たんだけど、こんなにちゃんと観たのは初めてだったかも!
帽子の組分けのシーンはなんとなく見覚えがあったけど。
ホグワーツ魔法魔術学校に通う前からハリーが不思議な力を持っていることがわかる蛇のシーンや、魔法学校行きの電車に乗り込む9と4分の3番線の設定とかが好き。
20年近く前にはもうあれだけのCG技術もあったんだなあと改めて感心する。
1作目はハリーの生い立ちや、入学までの経緯や準備なども描かれていて「賢者の石」やヴォルデモートが関わるまでの時間がとても長い印象。それでも面白かったけれど。
グラスホッパー
原作未読。だからこそ楽しめたのかな。
原作を知る人は小説の方がよいと評価している人が多いので原作も読んでみたい。
ラストの伏線回収は見事。
こんなことまで仕組まれていたことなのか!っていう驚きもあり。
「トノサマバッタは通常緑色だけど、密集した中で育つと群生相と呼ばれる変異を起こし、形も変わり色も黒くなる。人間も過密都市で生きていると真っ黒に染まり凶悪になる。」
そんなことが語られるシーンが印象的。
インセプション
クリストファー・ノーラン監督の作品、やっぱり難しかったー。でもテネットよりはわかりやすかったし面白かった。
人の夢の中に潜入して、情報を盗み出したり反対に植え付けたりする話。
夢の中からさらに夢の中へ入っていって、第三層、さらには虚無まであるから複雑。
今、他人の夢の中にいるのかどうかを確かめるためのトーテムをみんな持っているけど、自分の夢かどうかは確かめることはできないし、コブのトーテムはもともと自分のものじゃないし、他人に触らせちゃいけないのにサイトーに触らせているし、結局何が現実なのかわからない。
ラストシーンはトーテムが止まるか止まらないかのところで終わるけど、たとえそれが止まったとしても現実かどうか断定は出来ないってことなのかな。
結末を観る側の解釈に委ねているところがこの作品の1番の面白さとも言えそう。
舟を編む
辞書を編纂するってものすごい時間とものすごく労力を要するんだなあと、改めて感じる。
あまりにも長い時間がかかるから、編纂作業を始めたときのメンバー全員が完成に立ち会えるかどうかわからない。もしかしたら生きて完成を迎えることができないかもしれない。そんな切なさも描かれている非常に面白く興味深い作品。
辞書を編纂する仕事って夢があるし、浪漫もあることだと思う。言葉に関わる仕事って素敵だと思う。
当たり前のように使っている辞書だけど、こういう背景を改めて見せつけられると、明日から辞書の見え方も変わりそう。
今回はここまで!
ではまた(^^)/~~~