今現在の所謂大麻は、法律で規制されて居ます。

なのでくれぐれも、これを読んだからと栽培しても良い物と思わないで下さい。つかまりますよ(笑)※当方では責任持てませんW


ただ、どうして麻が身近に使われてるのにも関わらず人々がきちんと認識してないのか?皆様に少しでも知っていただきたくてこのシリーズを始める事にしました。


例えば、どなたでも目にする機会の多い


たかちほむらのブログ
何だかわかりますか?そうです・・・これは『麻がら』何です。


私はこの事を何となくやってしまってて、今までずっと原料が何か考えた事もなくて全く知らなかったんです。


そして、大麻とは法律的にも、麻薬取締法と大麻取締法は別の法律として、位置づけられており、実質的にも麻薬とは違う分類になっているのです。


 麻薬という言葉にも麻の字が使われて居ますが、本質的には、麻薬の麻は麻酔薬の魔であり、一歩間違うと鬼が付いてきます。

 

 麻薬は、阿片、モルヒネ、ヘロインの様に麻薬作用を持ち、鎮痛剤や、麻酔薬剤として、医療用に使われますが、常用すると習慣性となり、中毒症状や禁断症状を引き起こし致死量もあります。


 しかし、大麻には、これらの症状にあてはまる性質はなく、致死量もありません。


 現在の一般的な認識では、大麻が法律で規制されているという事もあり、何か恐ろしい麻薬という固定観念が出来上がっているので、大麻本来の意味が見えにくくなっているのです。


 大麻は実は太古から人類社会に役立ってきた、伝統植物であり、環境に優しくバランスを取りながら、様々な資源になりえる「産業用」エコプラントなのです。


それは何でしょうか?具体例を下に挙げます



麻の実→あの七味唐辛子に入ってる丸いもの


●上の写真の様な、麻がら。これは繊維を取る為に皮をはぐのですが、この皮を麻(オ)と言います。

皮をはいで残った殻の方がこの「麻がら」の事なのです。

お盆に使います。

それと、昔は暖炉の灰の原料にしていました。


●そしてリネン。つまり麻布の事ですね。


亜麻仁油→種子から取れる油。大変良質な油であり、用途が広く食用、絵具やペンキ等にも用いる。


※これが実物です。何故か偶然プレゼントして頂きました

お友達よ。どうも有難う
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オメガ3たっぷり。う~ん健康にも良さそうな雰囲気がプンプンです。食べてみるとまろやかな感じの油でした。生で食べないと成分が壊れるタイプの油何で、家ではドレッシングの材料です。

●上の油を使った、石鹸。シャンプー。化粧品。マッサージオイル。燃料


葉は土壌活性剤になります


茎、花からはお茶、ワイン、ビール


漢方薬→禄内症、喘息、食欲増進、うつ病

根っこは麻根酒という物に使われます。


建材→不燃ボードの原料です


→1776年のアメリカ独立宣言の起草文は大麻紙に書かれているそうです。


●あとは何と、プラスチック等も製造出来ます

 そして大麻紙の凄いところは200年以上経っても劣化がほとんどみられない程耐久性が極めて高く上質なのです。


一年草である事から数十年の生育期間を持つ木材と比較しても有利であり、森林伐採を食い止める事にも貢献出来るのです。


ヨーロッパの全土の12パーセントの土地に大麻を栽培したとしたら、その年の全世界の紙がまかなえるという調査結果も出てます。


つまり、紙にいたっては、森林に全く頼らなくて良いという事になります。


●そして、日本人にはおなじみの神事的なものに多く利用されて居ます。

お札(神宮大麻)、御幣、神社の鈴の、注連縄(しめなわ)、見子の髪紐、狩衣、上の様なお盆の麻がらです。



以上身近な所に実は麻というのは沢山遣われているわけです。


事実輸入量は大きく拡大しており、日本紡績協会によると、原料の輸入が98年が38トンで、99年1月~10月が累計で

261トン。なんと7.68倍と増えており、国内自給の声も高まっているそうです。



続きは→その2