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【古代インドの僧の概念が元になっている】

  私がこれからお話する須弥山について・・・・それは実在する物質の世界というより仏教の概念だとお話しました。

それでは、その世界って具体的にどんな光景なんだろう?と気になりませんか?恐らくですが、私の様な一般人は知らないと思います。お坊さんとか位しかここまでツッコミを入れないんじゃないかしら?という事で是非この夢のある世界を皆様にも味わって頂きたくてご紹介します。

 

【この概念は古代インドの僧より始まった】

現代まで続く、仏教の世界観・・・・それは古代インドの僧が書いた『倶舎論』が由来です。

それでは具体的には一体どんな世界観なのでしょうか?

 

※専門の地名とか有り難しいので、困難な人は図を見るだけでも面白いと思いますので飛ばして図を見てください。

【仏教の世界観】

風輪の上に水輪、その上に金輪がある。また、その最上層をなす金輪の最下面が大地の底に接する際となっており、これを金輪際(こんりんざい)という。

周囲の鉄囲山(てっちせん)にたたえた海水に須弥山に向かって東には半月形の毘提訶洲(びだいかしゅう videha-dvpa、あるいは勝身州)、南に三角形の贍部洲(南洲あるいは閻浮提(せんぶしゅう))、西に満月形の牛貨洲(ごかしゅう godnya-dvpa)、北に方座形の倶盧洲(くるしゅう kuru-dvpa)がある。南に位置する贍部洲(せんぶしゅう)(Jambūdvīpa)は我々が住んでいるインド亜大陸を示している。

須弥山中腹には日天と月天がまわっている。須弥山の高さは八万由旬(yojana)といわれ、中腹に四大王天がおり四洲を守る。さらにその上の山頂の忉利(とうり)天には帝釈天が住むという。須弥山の頂上に善見城がありインドラ(帝釈天)が住んでいる。須弥山には甘露の雨が降っており、それによって須弥山に住む天たちは空腹を免れる。

ウィキペディアより引用

絵本の世界のようで素敵です(≧∇≦)。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。

しかし以下の絵・・・・はこの世界観とごっちゃにされてそうですが

('ω'乂) ✖です!

私もそうだったのですが、誤解されている事が多いのですが、これはインドのものではないそうです

理由は前回詳細を述べました。実際の記事は→こちら

 

しかし・・・・この概念の世界がどうして、実在の山と重ねられていったのでしょうか?

次回はその経緯についてお知らせしていきたいと思いますm(_)m

 

 

続きは→その8