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  さて・・・・私が気がついたのは・・・・・

 

須弥山に関する記述で

須弥山の頂上に善見城がありインドラ(帝釈天)が住んでいる。須弥山には甘露の雨が降っており、それによって須弥山に住む天たちは空腹を免れる。

という行の甘露の雨という言葉・・・・

そこから思い出した事が有ったんです・・・・

それは、会社の帰りに歩いていた時の事でした・・・・

道行くお婆ちゃんから「今日はお釈迦様の誕生日だよ。だから甘いお茶が飲めるから行ってみなさい」

たかちほ「はぁ(゚Д゚≡゚Д゚)?何ですかねそれは?」

まぁいいから・・・・・などと言われながら、手を引いてあげるんじゃなくて、お婆ちゃんに強引に手を引かれて近所のお寺に連れて来られたんですW

 

そこに行って今見ると何か柄杓みたいなのが有って・・・・茶色い液体が並々と・・・・

それと寺の坊さんが用意したものでしょうね・・・・うす茶色の飴玉がてんこ盛りに大きな菓子盆に入っていました。

 

でね・・・・真ん中にある仏像にその茶色い液体を掛けて・・・・

まぁ、初めてやったものですから、正直「なんじゃこりゃ~仏像に色がついちゃうじゃんW」位にしか思ってなかったんです。

 

お婆ちゃんはとても(^ω^)ニコニコしながら

「今日はお釈迦様の誕生日だからね~あなたもお祝いして差し上げると良いよ」

 

たかちほの心の声[何かよくわからんW茶色い液体掛けるのが祝いなのか?]

当時はうら若い乙女でしてW余りズケズケと質問できなくて、そのままになっていました。

そして甘いお茶を飲んで、飴を一掴みお婆ちゃんが取ってくれて、頂きました。

 

で、お婆ちゃんが私に向かって手を合わせて拝んで

「あなたにもお釈迦様の御加護が有ります様に・・・・」と言われたんです。

 

何か良くわからないけど、そのお婆ちゃんは、たかちほに良い事を教えてくれて、親切にしようとした事だけはわかりました。

その意味が今になってわかるとは・・・・・

 

その行事は『花まつり』というんです

お釈迦様のお誕生日を(約2500年前)をお祝いする行事。

旧暦4月8日で考えられている様なので、現代の日付に直すと毎年変わって来ます。

 花まつりの事を灌仏会(かんぶつえ)・降誕会(ごうたんえ)と言ったりもしますが。日本では7世紀頃から、農耕行事と結びついて広まったとされています。

 

 花まつりには、花御堂(はなみどう)を設けてその中に誕生仏(たんじょうぶつ)を安置し、その小さなお釈迦様に柄杓(ひしゃく)で甘茶(あまちゃ)を注ぎかけます。

※たかちほが目撃した真ん中の仏像周りに茶色い液体とは、この花御堂と言うものだと今更知りました。

 

楽天市場:香花堂様の商品です

 

( 'ω'o[ 今回の話ではここからが大切です  ]o

 甘茶を注ぐのは、お釈迦様が生まれのを大変に喜んだ(水の神の使いである)竜の王が、天から甘くて清らかな雨を降らせ、それで誕生したばかりのお釈迦様が産湯(うぶゆ)をつかった、という伝説に基づいています。誕生したばかりのお釈迦様に天から降り注いだ甘い清らかな雨のことを『甘露の法雨(ほうう)』といいます。

 

この甘露の法雨・・・・実は実在だと思うんです。

それは、お釈迦の言動を分析するとそう思いました。当然ですが誰でもとういう訳には行かないかもしれませんが・・・・

 

でも、努力したら・・・かもしれません。

( 'ω'o[ 甘露の法雨は実在します ]o

 

 

続きは→その10