Clockwork Perfume -5ページ目

いま、Perfumeが青年漫画誌「スピリッツ」に登場するワケ

昨日発売になった「ビッグコミック スピリッツ」。僕も先ほど購入してきました。



{4EA6F762-9748-4AA0-99DD-3081A1052634}




表紙、巻頭インタビューを飾るだけでなく、ファッション遍歴特集、著名漫画家による「パフュ絵」特集、さらには掟ポルシェさんの登場するコラボ漫画などなど、盛りだくさんの内容です。


しかし、何故いまスピリッツ…?


僕の敬愛するユッキーさんのブログ記事「Perfumeがアイドルの、No.1なんですって!」にそのヒントを見た思いがします。

ユッキーさんによると、Perfumeが他のグループと根本的に異なるのは、女性ファンの多さにあるようです。
どこかのアンケートでも見たのですが、Perfumeファン層の内訳を見ても半数以上(6割位)が女性ファンということでした。

これはPerfumeが成長するにつれて、女の子というよりも「女性」としての魅力を増していき、アパレルや化粧品ブランド、百貨店とのコラボなど、いわば「女性が憧れる女性像」を築いていったことの証明に他なりません。

そんな現状の中ですから、Perfumeサイドとしても、「ここらで男性メインの媒体に露出してもいいのではないか」という動きが出てきたのではないでしょうか。(これはあくまで想像ですが、こうした男性誌からの取材オファーは存在したものの、これまでPerfume側でお断りしていた可能性もあります)

9年前に「スピリッツ」に登場した時は、まだ現在ほど女性ファンは多くなく、いわゆる「男性の女性アイドルファン」をターゲットとしていたはずです。Perfumeを取り巻く環境が、9年の時を経て変わっていったのは何とも興味深い事象です。


もちろん、これは「Perfumeが男性ファンに媚びるようになった」という、打算的なものでは決してないと思います。

これまでの音楽的傾向や、メディア露出などを見てきて分かる通り、Perfumeは「バランス」をとかく重視するグループです。それも慎重過ぎるくらいに。

どちらかの傾向に偏る、ということを避けることは、メンバー(特にあ〜ちゃん)の過去のインタビュー発言などを見てもうかがい知ることができます。

だから今回、青年漫画誌に登場したことも、「最近女性向けの企画が多くなっちゃったけど男性ファンのことも忘れとらんよ〜」という暗なるメッセージなんじゃないかな、と思うのです。


…ということで、来年あたりのLSGはオトコノコでも普段着やすいデザインにしてくれたらいいなぁ〜と、少しばかり考えたりもするのでした(^^;;





〜 余談 〜

ページ下部にプレゼント応募券があるのですが、これ切り取れないでしょ!その裏にもインタビュー記事があるんですぜ。

2冊目を買うしかないか……

{5717C582-D32A-4280-A491-9E07AC4C5737}