初夏になると、さくらんぼ、メロン、枇杷、桃、すいか、ぶどう、いちじく・・・・
と美味しく瑞々しい果物が出回りますね
でも、メロンや桃は消化が良くない!という風に言われたことはありませんか?
実はこれ、メロンや桃が単独で消化不良を起こすわけではないのです。
果物は独自の消化酵素を持っているので、胃を30分くらいで通過します。
メロンやすいかは、もっと早く20分くらいで通過してしまうんです。
なので、食後に果物を食べると、
胃は、入ってきた順に消化をするので
3~6時間くらい消化にかかる食べ物の後に果物が消化されます。
果物が胃で順番待ちしている間に発酵してしまい、
他の食べ物の消化まで妨げてしまうんですねー
その発酵したものがガスを生じさせて、おならや下痢、腹痛、腹部膨満感などの不調を引き起こしてしまうのです
このことからも果物は、胃がからっぽの時、食前、おやつに食べるのがベストですね
食前の場合、果物を食べて、食事まで30分空けられれば尚ベスト
また、消化が早く、素早く栄養素が身体に吸収されるので、
風邪を引いたり、体調を崩して胃腸が弱っている時にはとっても良いですね
とはいえ、私が育った家庭では、夕食後はほぼ毎日、果物を食べていました。
でも、胃のトラブルは今まであまりなく健康なほうでしたので、
体質であったり、自分の消化酵素に合った食生活だったのでしょう。
そう、酵素って3種類あって、
体内で作られる消化酵素、代謝酵素
食物に含まれる食物酵素。
その体内で作られる消化酵素と代謝酵素って皆同じではないんですよね。
性格が皆違うように。
なので、体内の酵素と口から入ってくる食物酵素との相性の良い悪いもあったり・・・
するので、胃腸の調子が悪いな~と感じたら、
今日は、何をいつ食べたかしら?と自分の身体に耳を傾けることでしょう
体内酵素節約には、咀嚼も大事だしね