ささいなできごと夕方、閉店時刻の弁当屋さんが、こんにゃくの煮しめたのなどをくれた。 弁当のξの余ったのを詰めてある。 「一杯やるときにどうぞ」と来たもんだ。 ささやかでも、こんな幸せな気分は久ぶりだぜっ! 『鬼平犯科帳』 のなかで、登場人物たちが飲食でささやかな幸せを満喫する場面がしばしばある。 そんな気分だぜっ!