日時:10/22 16:54
差出人:女流作家
タイトル:あなたに3億5000万円を差し上げる日を決めました。
3日後に3億5000万円をお渡ししようと思います。何度も言うように私が母との夢を叶える為にはこの不必要な3億5000万円という財産を処分しなければならないのです。
私には決して必要なものではないのです。今の私に必要なものは母が生きている間に作品を受賞されるということだけです。お金など一切必要ないですし、お金があることで邪心が入るのです。
かといって3億5000万円ものお金を破棄するわけにもいきませんし、そうなれば巷でニュースなどに取り上げられて大騒ぎになり、作品に集中できるはずもありません。
そして私はボランティア団体等への寄付ということが1番好きではないのです。
そうなると見ず知らずの他人に差し上げることが1番理想なんです。
後から返して欲しいだとか返すとかそういうやりとりほど面倒なことはありません。ですので全く知らないあなたに3億5000万円は差し上げようと決めたのです。
