「めんどうなことはしたくない」という子供たち | おうちで勉強して受験!子どもが勉強を好きになる方法

「めんどうなことはしたくない」という子供たち

受験を楽しむ母久美子です。

長女のときの、小学校の教頭先生がしてくださった、母親教室から学んだことを書いていくシリーズ。

今日は、根気のなさについてです。

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まずは教頭先生の言葉です。

「面倒なことはしたくない。したいことだけをする。」

いわゆる根気のなさと、勝手・わがままの同居です。

この二つは授業中の集中力とも密接な関係があります。

もっとも、二年生の学力は、どの教材を取ってみても大したものではなく、忘れ物をし続けながらでも、ある程度の点数は取れるかもしれません。

しかし、子どもたちは、学校で知識を記憶することを、学びに来るのではなく、人間として、正しい成長をしていくために、学年別の発達段階に応じた、全人教育を受けに来ているのです。

二年生が持ち帰るテストの点数に目を奪われないでください。

学力以外の子どもの生活が、充実していない100点は、あっという間に消え失せる架空の学力でしかないのです。




うちの子の100点は架空の学力かもしれない...?

たしかに、小学校の低学年では、簡単に100点取ってきます。

点数よりも基本的な生活習慣や、根気、集中力などを身につけられているかどうかのほうが大切ってことですよね。

面倒なことはしたがらない傾向は、あるな~って感じます。

自分たちで何かを作って遊ぶことより、既存のおもちゃやゲームで遊ぶことのほうが楽ですよね。

性能の高いおもちゃがたくさんあふれてきて、自分で工夫しておもちゃを作ることをしなくなっているかも。

長男は、自分で作るのが好きで、ダンボールや厚紙、発泡スチロールでいろんなもの作って遊んでました。

はやっていたカード(ポケモンカードとか遊戯王とか)も自分で厚紙に書いて作ってたっけ。

それを見て感じたのは、それを使って遊ぶことよりも、作っている過程が楽しそうで、いろんな工夫して、頭使って、手を使って、とってもいいな~ってこと。

次女もお菓子の包み紙とか、粘土とかでいろんなもの作るの好きでした。

練りけしでリザードンとか、とっても上手に作っていました。

それが造形の勉強に生かされてるかな?

面倒くさがらず、自分で工夫して何かを作り上げていく作業は、子どもの成長のためにとっても大切だと思います。

立派なおもちゃを買い与えてしまうことで、子どもの成長の機会を奪ってしまっているのかもしれない...と感じました。

それともうひとつの部分、「したいことだけをやる」というのも、とても気になります。

掃除や料理の片付けなどは、やりたがらない。

後片付けまで含んで、料理だってこと、きちんと教えないといけないなって、思っています。

楽しい旅行だって、事前の準備も、帰ってきてからの片付けも、自分でやらせていかなくちゃかなぁ。

私が自分でやるほうが早いし、らくだから、ついついやっちゃってるけど、それじゃ、子どもたちは成長しないってことですよね。

学校では、集団生活の中で、掃除や給食の配膳、授業の準備や片付けなども、係り分担や委員会などでみんなで手分けしてやっていきます。

そこで学べることってたくさんあるように思います。

面倒でも、したくなくても、やらなきゃならないことはやれるように、家でも訓練していきたいなって思います。


次は、家庭学習の基本1

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