笑顔のスナフキンの悲喜語り -5ページ目

虹の橋

 

もこが空を見上げた。

星守る犬だ。

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もこが、もこが、「癌」に、なってしまった。

余命宣告を受けた。

もことの時間は、、、限りなく短くなった。

心にこんなにも深く刺さると思ってもいなかった。

まだ亡くなってもいないのに、こみ上げる喪失感。

まだ亡くなってもいないのに、抑えられない絶望。

あと10年は続くであろう楽しくて癒される時間を、

もことの時間を疑った事などなかったからだろう。

 

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思えば7年前。。。

子犬にしては、少し大きくなりすぎたもこがそこにいた。

我が家に来た頃は、僕たちが出かける時には、ひゅんひゅん泣いた。

トイレやハウスも、すぐに覚え、人間大好き、

とても甘えん坊だけど、とても賢い子だった。

今では本当に家族同然。かけがえのない家族。

もこが逝く、その日まで、笑って過ごそうよ。

そう僕たちは決めた。決めたんだ。

一日一日が、特別な大切な一日だ。


今日も一日が、無事に、終わった。

 

 

虹の橋



 天国の少し手前に、「虹の橋」と呼ばれている場所があります。 この世界で生前、誰かと寄り添い、 暮らしていた動物たちは、 その命の灯が消えたとき、 「虹の橋」のふもとへ行くのです。 そこには、草原や丘が広がっていて、 動物たちはそこで駆けまわり、 ともにじゃれあって、楽しく遊んでいます。 おなかいっぱいのごはんと、きれいなお水、 そして優しい太陽の日差しに溢れていて、 みんながそのあたたかな場所で、のんびりと暮らしています。 病気にかかっていた子も、年老いた子も、みんな元気を取り戻し、 傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康なからだを取り戻し、 昔のように、そしてまるで夢のように、そこでは過ごしているのです。 動物たちは幸せに暮らしているのですが、 たったひとつだけ、心を満たしていないことがあります。 それは、かつて共に過ごし、愛し合い、寄り添っていた人が、 ここにいないことが、恋しくて、寂しいのです。 動物たちが一緒に遊んで、駆けまわっていたある日、 ある子がふっと立ち止まり、遠くを見つめていました。 その子の目は、次第にキラキラと輝きだし、よろこびで震えだします。 突然、その子は仲間から離れ、草原を飛ぶように走っていきます。 速く、速く、それはまるで風のようです。 その子の視線の先にいたのは、 共に過ごし、愛し合い、寄り添っていたあなたでした。 その子とあなたは、虹の橋のふもとで再び出会います。 あなたは、愛するわが子を抱きしめ、愛情いっぱいにふれあい、 二度と離れることはありません。 あなたは満面の笑みで幸せにあふれたキスを受け、 もう一度、愛するわが子を抱きしめるのです。 そして、わが子の顔をのぞきこみ、見つめあっては、語りかけます。 きみと別れてからの長い長い人生を、 私は一生懸命生きてきたよ。 その中で、きみを忘れたことは一度たりともなかったよ。 やっと会えたね。 そしてあなたたちは寄り添いあって、 共に天国へ続く虹の橋を渡っていくのです。



 

 

 

 

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