昨夜のブログを書きながら、
私は家族の死を受け入れ、
今まで封鎖されていた感情が溢れて、
特に兄を想い号泣した。

この病気になってから…否  子供の頃からの
様々な出来事に触れ、
「泣く」という感情が失われていたと思う。

当然、母の死も父の死も、祖母にあたっては
やっと居なくなってくれたかと安堵するくらい
私の感情は死んでいた。

喜怒哀楽

そして笑うこと、その表情、表現の仕方がわからなくなっていた。

哀しみ、喜び、これに関しては、皆無であった。

医師曰く、「感情鈍麻」…つまり
心に響かない、響きにくい有様。
その表現によって動かされる感情が足りない。


いつの頃からか、「泣く」ことができなくなっていた。

胸の奥から湧き上がる感情は嘘で偽って、
「今は喜ぶ時」「今は哀しむ時」って頭で考えてしまう。

昨夜泣いたのは、本当に数年ぶりで、
どれだけの感情を私は今まで殺して来たんだろう。

自然でありたい。

こみ上げた涙は、嘘じゃなかった。
ずっと泣けなかった期間
泣けたら楽なのに…って思ってて、
それがようやくとけて来たのだろうか。

ホームで受けていたカウンセリングによって
私は変わって行けているのだろうか。


泣きたい時に泣く。
哀しかったら涙が出る。

普通のことなのにね。
でも昨夜泣けた自分に驚きながら、
開放されていく心を感じることが出来た。


浜崎あゆみの歌、a  song  for  xx...

私の心に一番近い歌詞。