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息子が尊敬してやまないJr.時代の恩師のブログ(『サッカーのある生活...』http://ameblo.jp/soccer-coaching/)を読んでほんの1年前の息子を思い出す。

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息子はJY2年目も試合に出たり出なかったりが続いた 

U13での1年をほぼベンチで過ごし巻き返しを誓った勝負の2年目も試合に出たり出なかったりの日々。 毎日、毎試合自分のイメージと指導者からの評価のギャップに何を優先すべきか迷い続けた息子。

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 公式戦は常にベンチを温めフレンドリー要員だった1年半 

反抗期も重なり外からのアドバイスにも耳を傾けず、時にはイラダチ家族や物に当たり散らす日もありました。 サッカーをこよなく愛する多感な中学生から一番楽しいサッカーのゲームを取り上げれば当然の結果です。 息子のターニングポイントは昨夏を八王子市にU13、U14で合同遠征したTMの夜だったと思います。 1年生で対戦した際にはまったく寄せ付けない相手だったはずのチームにトレセン組不在とはいえ0―1の敗戦を喫しコーチからU13が試合を行う70分間の罰走を課せられるも息子は最後尾でチームでは同じような立場の仲間と並走していました。 70分の間に先頭集団に追い抜かれ何回も集会遅れになりながらも自分のペースで70分間を走り終えました。 その息子の姿勢に怒りを覚えた私でしたが帰宅後に息子を怒ったのは普段は息子を黙って見守る妻でした。

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常に見守ってくれていた母の叱咤はかなり利いたようだ 

妻は開口一番『あなた試合にも負けて罰走でも抜かれ続けて何も感じないの?』『そんな気持ちなら競技スポーツなんか辞めなさい』と言うと息子が『コーチが自分のペースで走れって言ってたから』と反論すると妻は『何周も抜かれたあれが自分のペースで良いと思うなら試合なんかには出れないのは当然!』と普段は息子を一番擁護する妻から厳しい言葉が飛びました。 

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試合に出る為にがむしゃらに自分を追い込んだ息子 

その日を境に息子の行動が変わりました。 養和での平日練習ではテスト期間中も居残り練習をして最後にグラウンドを出る日々を送り、オフの日は誰に言われるでもなく妻が勤める病院の周回2,3kmを3周走り、我が家の前の道路100m強を猛ダッシュするようになりました。 私が帰宅した際に見掛けた息子は物凄い形相で周りの通行人に目もくれず親にも気付かず走り続けていました。 もちろん家の中では肌身はなさずボールを持って日常生活を送っています。 今は試合に出場させてもらえるようになった息子ですが、安心もせず当然ながら慢心もせず日々ベンチを温めた日々と同じように闘っています。

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得る大変さが身に沁みた息子には慢心も過信も無い 

学業は中学1年をピークに下降の一途であり親としてはこちらでも闘ってほしいのですが、まずは自分が好きで選んだ道だけでも極めてほしいと思います。 そして上を目指せば更なる困難にも遭遇すると思います。 その時には中学2年で見つけた自分の答えを思い返し立ち向かってほしいと思います。 Android携帯からの投稿