U-15JCY代表決定戦 vs ジェファFC戦【Jr.YOUTH】 | がんばれ少年・少女サッカー!

U-15JCY代表決定戦 vs ジェファFC戦【Jr.YOUTH】

6月2日(日)三菱養和SC調布U15は葛飾にいじゅくみらい公園運動場でアディダスカップ第28回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会東京都第7代表決定戦に挑みました。
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泣いても笑っても関東大会への最後の関門ジェファ戦
対戦相手は3次リーグG組1位でこの第7代表決定トーナメントへ駒を進めたジェファFCです。
3次リーグでは4試合で14得点と攻撃的な部分が注目されていますが、実は1失点の固い守備が売りのチームです。
トップ、トップ下、サイドバックに東京トレセンを擁しますが、得点パターンは少なくゴールは前線の1~2名で奪っています。
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ジェファFCの得点源であるFW2人をどう抑えるか鍵
守備の方は大型CBに目が行きがちですが、スピードあるサイドバックが外からの崩しを封じ決定的なチャンスの芽を摘んでいます。
息子たち三菱養和SC調布も試合を重ねるごとに守備の安定が生れ無失点ゲームも計算できるようになって来ているので、しっかり得点を奪い勝利を手中に納めてほしいと思います。
厳しい総力戦が予想されますが養和魂を胸に関東大会の切符を勝ち取ってほしいと思います。
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試合は35分ハーフ11人制リーグ戦方式で行われました。

第28回日本クラブユースサッカー選手権U-15大会
東京都第7代表決定トーナメント1回戦
【結果】
三菱養和SC調布 ●0-0 ジェファFC
         前半 0-0
         後半 0-0
         PK  3-4

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試合は両チーム共に序盤から固い守備でチャンスを作らせない展開でスタートしました。
スタメンは前日のFC渋谷戦と同じ布陣での試合となりました。
ジェファFCはNo9と33が流れの中での9割以上の得点を記録する通りこの2人へボールを託しドリブル突破で崩しにくる場面が多く1対1の強い最終ラインとしては守りやすい相手ではありました。
しかし三菱養和SC調布もNo14右サイドハーフのスペースへの走り込みとNo4のフィードを徹底的にマークされ攻撃が中に絞られゴール前まで運べません。
これは昨日のFC渋谷戦で一番チャンスを作っていたパターンの1つではありましたが、No4にジェファFW33を完全にマークさせ縦へのパスを切らせることを徹底させていました。
中盤でも相手のドリブルでの突っかけにボランチが引きずられ最終ラインに吸収される場面が多くボールを奪っても攻撃のビルドアップが出来ない展開となりました。
前半を終えた時点では点数を取られる雰囲気はありませんでしたが、守備に人がかかり過ぎて攻撃が前線の2人頼みになってしまっているように思えました。
後半は高い位置でボールを奪って相手ゴールに迫ってほしいと思います。
最終ライン、ボランチも1対1でしっかり相手のドリブルを止め誰かが前に飛び出すような展開にしてほしいと思います。
後半は前試合同様に献身的な守備でチームを救うNo8から飛び出しの良いNo22を後半開始早々から投入しました。
右CBの息子もハーフタイムに『大きなサイドチェンジやロングキックで左から攻めろ』との指示がコーチからあったそうです。
我慢を続けた後半終了間際にこの日2回目の決定的なチャンスが生れましたがシュートはヒットせずスコアレスドローで試合を終えました。
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PKの結果よりPKになってしまったチームとしての責任
勝敗の行方はPK戦へと持ち込まれました。
養和調布の1人目がポストに嫌われ失敗後は3人が決め相手のジェファは4人が連続成功しました。
5人目が決まればジェファの勝利となる5人目を養和調布の守護神がセーブし養和5人目に同点に追い付くチャンスが生まれました。
しかし養和調布5人目のPKは無情にもポストに嫌われ三菱養和SC調布の関東大会進出の夢は潰えました。
三菱養和SC調布は敗れ関東大会出場の目標は秋の高円宮杯へと持ち越しとなりましたが、この大会を通じてチームとしての完成度、熟成度が上がったことは確実でTリーグ、夏期強化合宿で関東大会出場に相応しいチームへと成長してほしいと思います。
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結果は残念だが無失点で自分の最低限の責任は果たす
息子が挑んでいたadidas CUP 2013 JCY選手権(U-15)大会は東京都第7代表決定戦にPK戦の末に敗れ幕を閉じました。
この大会に入り息子のサッカーに対する姿勢に大きな変化が現れていました。
試合前のアップでも先頭に立ちピッチでは常に声を出し続けチームメイトとのコミュニケーションを活発に取りました。
昨日のPK戦突入前にはGKに向かって声を掛け鼓舞し、1~2年では避けていたPKを自ら志願し蹴るなど確実に成長が見られました。
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PK戦前GKに駆け寄り鼓舞する息子の姿に成長を感じた
結果は残念ではありもう少しこの大会を戦う姿を見たかったのですが、チームとしての成長、息子個人としての精神的、技術的成長を感じられた素晴らしい大会だったと思います。
そして試合の日の朝に私が言った『失点しなければ負けないのだから0点に抑えるのがCBの仕事』との約束は完璧に果たしてくれました。
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試合に出続け色々な面で成長を見せてくれた息子プレー
これからはTリーグ、夏期強化合宿にユース世代のチーム探しが始まります。
ジュニア時代からトレセンという物には無縁の息子にとってはこの大会で勝ち進み強豪チーム、トレセン選手を抑え込む自らのプレーで自分の道を切り拓く唯一の術でした。
多くの人に自らのプレーを見てもらう機会は失いましたが、私たちは日々息子のプレーを見ているので努力を怠らず更なる成長をして行ってほしいと思います。