U-15Tリーグ vs 杉並FC戦【Jr.YOUTH】 | がんばれ少年・少女サッカー!

U-15Tリーグ vs 杉並FC戦【Jr.YOUTH】

6月9日(日)三菱養和SC調布U-15は日本クラブユース選手権アディダス杯で1ヵ月中断していた高円宮杯第6回東京都ユースU-15サッカーリーグ(通称:Tリーグ)第6節の杉並FC戦にホーム(公財)三菱養和会調布グラウンドで挑みました。13061201
JCYの影響で1ヵ月の中断を経て再開されたTリーグ
この試合でホーム&アウェーの1順目を終える三菱養和SC調布ですが、前節5月のフレンドリー戦で敗れ全勝が途絶えました。
来季、東京トップリーグに昇格するためにも残り試合をすべて勝利し現在の2位からの逆転優勝を果たしてほしいところです。
そして前節のフレンドリー戦で昨年11月から続いていた22試合連続スタメンが途切れた息子の奮気にも期待したいと思います。
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フィジ系とスピード系の相手2トップに手を焼く最終ライン
試合は35分ハーフ11人制リーグ戦方式で行われました。

高円宮杯第6回東京都ユースU-15サッカーリーグ
全都リーグA第6節【結果】
三菱養和SC調布 ○4-1 杉並FC
         前半 2-1
         後半 2-0
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試合はここまで勝ちに恵まれない杉並FCではありますが、フィジカル的にも強く守備は堅く得点も奪っているチームです。
この日の養和調布は普段は左サイドバック、ボランチに入るレフティーが欠場しU-14からの補充メンバーをボランチで公式戦初先発させました。
序盤は厳しいフィジカルコンタクトで中盤の競り合いで苦戦を強いられ、最終ラインはスピードのあるハーフの選手とフィジカルの強い2トップに手を焼く場面が見られました。
しかし前半7分に厳しいマークを縫ってNo11の個人技で先制をしますが、前半25分に追い付かれてしまいます。
その2分後にはキックオフ直後に得たハーフウェイライン近くからNo4が蹴ったFKのロングボールをGKが弾きこぼれたボールをNo10が押し込み2点目を奪い前半を1点のリードで折り返します。
前半は相手のフィジカルコンタクトに苦しみ流れの中ではあまりチャンスを得る事が出来ませんでしたが、コーナーキックなどのセットプレーでは惜しい場面が多かったので後半はセットプレーを大事にしてほしいと思います。
前節のフレンドリー戦もそうですが、Tリーグ上位のチームは球際の寄せの厳しさと運動量などフィジカルの高さが目立つチームが多いと感じます。
フィジカル的には劣っている養和調布としてはしっかりポゼッションしてボールを繋ぎ相手を動かす事を前半出来ていたので後半は相手の動きが落ちたチャンスに追加点を狙って行きたいところです。
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2年生の先発2名に加え途中交代3名の5名が試合出場
後半開始もメンバー交代は無くキックオフをしました。
しかし思ったより運動量が落ちずに相手が粘りを見せたところでサイドハーフに2年生のNo22を投入します。
なかなかセットプレーのチャンスを決め切れなかった養和調布ですが、後半28分に得たコーナーキックをNo4がダイビングヘッドでコースを変え3点目のゴールを奪いスコアを動かしました。
残り5分を切ったところで養和調布は4人を入替えますが、後半32分に途中出場したNo22が駄目押しの4点目を決め勝利を収めました。
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Tリーグ前半を終え5勝1敗、残り全勝で逆転優勝を目指せ
これで6チームとの前半1順目を終えTリーグを5勝1敗で折り返すことになりました。
来シーズンの東京トップリーグに昇格するためにはTリーグ1位になりトップリーグ参入戦へと進まなくてはいけません。
それには残り試合を全勝で進み無敗の首位フレンドリーに勝つことが自力優勝への道となります。
息子たちには来シーズンAチームとなるU-14の後輩たちの為にもしっかり結果を出してほしいと思います。
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声を出し最終ラインを統率する意識が高くなった息子
前日、奈良・京都の修学旅行から帰った息子でしたが、何とかCBとして先発フル出場することが出来ました。
前節のフレンドリー戦で7ヵ月ぶりにスタメン落ちしたことで危機感を感じコンディションなどに注意を払うようになりました。
この日は2点目のチャンスを作り出すようなGKがキャッチ出来ない嫌なコースにFKを蹴り込みコーナーキックでは自らのヘディングシュートで膠着した試合を動かす3点目のゴールを決めました。
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1ゴールなど修学旅行のブランクを感じさせないプレー
守ってもスピードのあるハーフの選手とフィジカルの強い2トップに前に向いてプレーをさせない速いチェックを見せるなど修学旅行で練習を休んだブランクを感じさせないプレーを見せてくれました。
平日トレーニングに参加出来なかった事が逆にボールを蹴る事に飢えて良い結果に結び付いたのかも知れません。
日本クラブユース選手権アディダス杯での関東大会進出をあと一歩のところで逃してしまった事は残念でしたが、この日の息子のプレーを見る限りコーチングや気迫の部分が成長したように感じました。
次の高円宮杯でリベンジ出来るように夏の強化合宿やTリーグで成長してほしいと思います。