U-15TM at 東京ヴェルディ戦【Jr.YOUTH】 | がんばれ少年・少女サッカー!

U-15TM at 東京ヴェルディ戦【Jr.YOUTH】

6月23日(日)三菱養和SC調布U15は稲城市のヴェルディグラウンドで東京ヴェルディJYとのトレーニングマッチを行いました。
13062401
関東大会を逃した養和調布にとっては最高の対戦相手
日本クラブユース選手権関東大会進出を逃した三菱養和SC調布U15にとっては関東大会を控えた東京ヴェルディJYとの対戦は仮想関東大会となります。
ジュニア時代から東京都の覇権を争い切磋琢磨して来ましたが、ジュニアユース世代では関東リーグのヴェルディとTリーグの三菱養和SC調布が顔を合わすことが減りました。
東京ヴェルディJYはU-15日本代表2人を擁する関東でも有数の強豪なので、息子たちには関東リーグのレベルをしっかり体感してほしいと思います。
13062408
U15日本代表が2トップのヴェルディの攻撃は厚みがある
トレーニングマッチは35分1本で合計3本を行いました。
 
トレーニングマッチU-15【結果】
 

三菱養和SC調布 ●0-3 東京ヴェルディJY
         1本目 0-1*
         2本目 0-2*
         3本目 0-0
13062402
試合は日本クラブユース選手権関東大会を控えた東京ヴェルディは1本目からU-15日本代表2人を先発させベストメンバーを組んでくれました。

息子たち三菱養和調布もJEFAとの日本クラブユース選手権東京都代表決定戦のメンバーが先発メンバーとなりました。
前半はヴェルディが攻め込み養和調布が受けてカウンターの試合展開となりました。
U-15日本代表2人をトップに配置するヴェルディは50m6秒の快足を使って中と外を交互に攻めるワイドな展開をみせていました。
養和調布も最終ラインが良い対応を見せて決定機を作らせずに試合を進めます。
しかし養和調布がボールを奪ってカウンター気味になっても最終ラインからのボールの出し所を潰されなかなかヴェルディゴールを脅かすことが出来ません。
粘って0-0で折り返すかと思った前半終了間際に左サイドからゴール前に走り込んで来たヴェルディNo10渡辺皓太君に出たパスを角度のまったく無い所から放ったダイレクトシュートがゴールネットを揺らしました。
このゴールはJY3年間観て来て一番凄いと思わせられるシュートでありこの決定的な仕事をするのが世代別の日本代表に選ばれる選手だと思わせました。
13062409
関東大会を直前に控えたヴェルディはベストメンバー
後半も同じメンバーでの対戦となり前半より少し養和が押し込む時間が増えたきました。
しかしあと一歩のところでヴェルディゴールを脅かすまでには持って行けずセットプレーでもヴェルディの試合巧者らしい守備で弾き返されました。
養和調布も後半チーム全体でしっかり守っていましたが、GKのクリアがゴール前の相手に渡ってしまったり自陣の低い位置でボールを失いカウンターでGKとの1対1を作られてしまったりと2失点を喫してしまいました。
3本目はヴェルディも養和調布も1~2本目の選手はベンチに退きU-14の選手を多く投入しての試合でしたが、お互いチャンスを作れずにスコアレスで終わりました。
13062404
高円宮杯までにヴェルディとの決定力の差を埋めたい
試合後に監督から『守備は最低限の仕事が出来ていたがそれ以外は何も無い』との厳しい評価ではあったようでしたが、U-15日本代表2人を相手にゲームを壊さなかったことは褒めてあげたいと思います。
秋に行われる高円宮杯ではヴェルディと同じ関東の舞台に立てるように夏の強化合宿で大きく成長してほしいと思います。
13062405
息子のマッチアップは50m6秒の快足U15日本代表FW
息子は1~2本目にCBとして出場となりましたが、息子にとっては宝陽幼稚園と並んでサッカーの原点とも言えるヴェルディ・グラウンドで昔馴染みの相手選手たちとの久しぶりの再会となる試合でした。
幼稚園、小学校低学年の頃はこのグラウンドで緑のユニフォームを着てサッカーをすることに憧れていましたが、いつの間にかその緑のユニフォームを追いかけ追い抜くことに目標は変わっていました。
13062406
養和を選んだことは決して間違えでは無いことを実感
しかし試合で対峙したヴェルディのU-15日本代表2人とのマッチアップを見て息子が選択した養和の赤いユニフォームでの5年3ヵ月は間違いではなかったと確信を持ちました。
GKも含む守備陣はミスもあり課題も当然ありますが、息子のスピード、空中戦、CB同士にカバーリング、ダイレクトプレーなど通用する部分は確実にあったと思います。
13062407
SP、Jr、JYと背中を追い続けた皓太と次の対戦が楽しみ
まだ追い抜くことは出来ませんでしたが、決して遥か先を行く諦めなくてはいけない存在ではありません。
ジュニアユースでの残された僅かな時間でこの差をどれだけ埋められるかは判りませんが、日々精進してほしいと思います。