というわけで、地味にXファイルを見てきたフヂヲ。

夕方の回だったのだが、

観客は、フヂヲ含めて全部で12人でした。

男一人が4人。

男4人組が一組。

男女カップルが二組。

まぁそんなものか。

ちなみに、全員、エンドロールの最後まで見切ってから席を立ってたよ。

すごい。

少数精鋭部隊だ。


さて、映画の内容ですが、

もちろん面白かったけど、もちろん突っ込みどころも満載であった。

FBI捜査官が行方不明になったからFBIが捜査を始めたら連続猟奇殺人事件に発展、

という展開なので、

サイコサスペンスものなのかと思いきや、

マッドサイエンティストもの(?)になり、

最後は宗教ものになって終わったよ。

Xファイルってもともと、わりと宗教色強いエピソードも多いのだが、

最後のほうのスカリーの決断とか、

それでいいのか、と、思わんでもない。

ってか、それが、どんでん返しに次ぐどんでん返し、ってやつなのかもしれんが。

Xファイルって、

最初に起きた不思議な事件を捜査していくうちに政府や企業の陰謀などの大きな事件に繋がっていく、

という予想外、というか荒唐無稽な展開も得意としているので、

そういう意味では、今回の映画は、Xファイルの真骨頂と言えるのかもしれない。

ただし今回は、事件自体はそんなに不思議ではない。

・・・人が首切られても生きてる(?)のは超不思議ですけど。

なーんて言ってみたけど、

ドラマも映画も、基本はモルダーとスカリーのラブストーリーですから(そうか?)。

しかし、エンドロールの後の、なぜかのラストシーン、

吹き出しちゃったよ、フヂヲは。

でも、

モルダーが勝手に捜査して犯人に遭遇するパターンとか、

最後のほうのあっと驚く人物の登場(もう出ないのかと思ってたよ、フヂヲは)とか、

その他小ネタとか、

やはりファンが喜ぶシーンは満載であった。


それにしても、

スカリーの、ジュリアン・ムーア化が気になって仕方なかったフヂヲであるよ。

なんだか、背が低く、長くて赤っぽい金髪を下ろしている(元)FBI捜査官・スカリーの姿が、

ジュリアン・ムーアに見えて仕方なかったよ。

ジュリアン・ムーア、好きじゃないのに。

スカリー、ロングなストレートヘアーは、あまり似合いませぬ。