今年もたくさん試合をやってきた。
チームとして練習してる以上、定期的に練習試合や大会に出れるのは素晴らしい事だ。
その動画を見ながら個人成績の集計をチームメイトがつけてくれている。
俺としては得点とリバウンドでダブルダブルという目標は達成してるが、ゴールに近いとこにいて数打ってる割にシュート成功率が低いというのが良くない。
来年は20得点15リバウンド、シュート成功率(FG%)50%といきたいもんだ。
じゃあなぜシュート成功率が悪いのか。
あいて一つだけ言い訳をしよう。
俺はこれだけバスケットボールをやってきて、未だに自分のボールを持っていない!
!?
じゃあどうやってシュート練をしてるかって?
してないに近い。
当然、チームメイトがシュート練習していて落としたボールをリバウンドして、ちょっと打ってる。
それを今まで7年半続けてきた。
逆に言えばそんな劣悪な状態でたくさんの得点を決めてきた。
もはや感覚でやってると言っても過言じゃない。
だから、今まで俺に負けてきたチームはさらに恥じるべき。
マイボールも持ってないような奴にやられてんだから。
でも、それも今年までだ。
史上最も早い誕生日プレゼントをもらった!
俺、1月17日誕生日!
よく、大会の会場とかで間違ってボールを持ってかれるケースがある。
でも、これは持ってかないだろ。
同姓同名もなかなかいないだろうし。
こんなの手に入れたらシュート成功率上がるだろ?
名前が見えなくなるまで使うつもりだ。
逆に何で今まで買わなかったのかね?
そういうシチュエーションを気に入ってたとこもあるかもしれない。
ボールも無い奴に決められてんだぞお前らみたいな。
でももはやそうも言ってられない。
これで練習して、ボールを手に馴染ませて、さらに上達しようと思います。
話しは変わるが…
よく距離が縮まるとか縮まったとか言うじゃない?
それは例えば、恋人同士だったり親子だったりアメリカとキューバだったりするもんだが、身近なとこでも距離が縮まる事ってあるよね。
友人として距離が急に縮まる事があるんだ。
現に距離感あるしょ?
お互いが向き合ってないというか。
しかし…
距離が縮まる。
この2人だって最初は知り合いじゃなかった。
顔と顔の間に若干の距離を感じる。
おそらく2人とも人見知りなタイプだろう。
でも時間が経つと…
距離が縮まる。
たとえ数ミリだとしても…
この2人だって、最初はよそよそしかった。
2年くらい前だが。
俺は思ったもんだ。
こいつ何でこんな体型なのに3ポイントシュート上手いんだ?と。
何で自分が持ったらリバウンドもいないのにすぐ打つんだと。
また入るから文句言えないんだよな。
だから記念に写真を撮ったけど仲良くはなかったんだ。
でも…
距離が縮まる。
距離が縮まる。
距離が縮まる…
キョリガチヂマル……
せーの!
「距離が縮まる!」