お洒落探しの アップルです。


先ほど 記事としてあげました 東方神起と徒然(恨の精神)  について多くのコメント メッセージをいただきました。 みなさんの関心が同じところにあることを感じ 私なりに この 恨の精神とは 一体どんなものなのか 調べてみました。


恨(ハン)は ただの恨みではない その中には悲哀なども含まれる なんとも複雑な心情を 韓国語を漢字に置き換えて 一文字で表すと 恨(ハン)になるのかな と 漠然ですが理解しました。 


今回 ユノが恨(ハン)と言う言葉を使ったことで 彼らは愛国心のある れっきとした韓国男子であることを 認識されられたと言うことです。


分かろうとしても分からないことって 世界にはいっぱいあります。 例えば アメリカ人は(兵士を除いて)基本的に戦争の本当の怖さを 知らない人たちだと思っています。 それは アメリカ本土が空襲にあったことがない 内戦になったことがない そのような経験を身を持って経験していない人たちは 幾らTVで戦争の状況を伝えられても分からないのと一緒で 頭で分かっていても 本質は分かっていない そう思います。


私は 直接戦争を知りません。 ただ 祖父母 両親から何度も何度も 戦争中の話は聞かされました。 だから 私達はDNAの中で 戦争は絶対だめと言う シグナルを出します。


反対に日本は空襲 そして 原子爆弾を受けましたが アジアの国の中で 唯一 タイと日本は 植民地に一度もならないですんだ国でもあるのです。 ですから 植民地と言うものが 一体どんなものなのか 理解が出来ません。 本で読んだ世界の話だけで 終わってしまうのです。 



私の中での恨(ハン)を 絶対に分からない理由は 韓国人じゃないから 分からないのだと思います。


こんなものだろうと言うのは ありますが ・・・ それは 想像の範囲です。 

だから ユノの言葉から発せられた 恨(ハン)の響きは 重く 私の心へ響きました。 

私には 絶対分からない 恨(ハン) ・・・ どんなに 日本語を流暢に話しても どんなに日本を理解してくれていても 私には 彼らが分かる 恨(ハン)が分からないのです。


今東方神起は 韓国で活動をしています。 色々な思いと 真摯な思いで 命を吹き入れて 作った6集です。 


4集ではMIROTICを出し 東方神起 ここにありと言うぐらいの評価の高い アルバムを出し その後 順調に行くであろうと思った矢先に 東方神起は分裂すると言う 思ってもいなかった事態へと発展し 一年あまりの間 東方神起と言うチームは 無期限停止と言う辛い時期を味わって そして 二人での新生 東方神起として5集アルバムを 出すわけです。


その5集アルバムは 力強い だけど この恨(ハン)のアルバムだったように思います。

そして 今度の6集アルバムは 慈愛のアルバムなのかなぁ~ 

二人の思いが 愛がたくさん詰まったアルバムを 韓国で出したかった・・・違いますか?


彼らは 韓国では 本当にファンへ向かって “愛してます。” と照れもなく 言う東方神起がいます。 日本のファンの前では “感謝しています。” と言う東方神起がいます。 適当にその場限りの リップサービスをしない 東方神起 ・・・ まったく 憎たらしいほどの 男気があるじゃないですかっ。 


この事実は 私の読者さんがメッセージで 教えて下さったので 気がつきましたけど ・・・。


そして 今回のチャンミン作詞の I swear これは 韓国にいる東方神起のファン カシオペアへ向けて作った歌詞なのだと 今一度認識しました。 


そして 改めて 私はそんな正直な 韓国男子 東方神起が好きですね。 


そうそう 余談ではありますが・・・

恨(ハン) 日本語では恨む(うらむ)とも読みます。

そして 日本には もう一つうらむと言う 漢字があります。 怨(エン)そして(うらむ)とも読むます。 この違いは 韓国独特ともいえる「恨(ハン)の思想は 相手を責めるのではなく 自分のやられてしまった心をじっと見つめるという自分への思い そして 怨(エン)は 明らかに相手に対する怨み そんな違いがあるようです。


韓国のある学者さんは この恨(ハン)というのは 「物事を考えるときに すべての原点に還ることだ」 と言っているそうです。 自分を見つめ 自分と向き合う深い思想 だそうです。


そう考えると ユノの言った 恨(ハン)の心中と言うのが 少しばかり 理解できるような気がしてきました。



下に 世界百科辞典での恨(ハン)についての説明をリンクしておきます。


世界大百科辞典


朝鮮語で,発散 できず,内にこもってしこりをなす情緒状態 をさす語。怨恨痛恨悔恨 などの意味 も含まれるが,日常的な言葉 としては悲哀 とも重なる。挫折 した感受性 ,社会的抑圧 により閉ざされ沈殿 した情緒の状態がつづくかぎり,恨は持続する。長い受難 の歴史を通じてつねに貧しく,抑圧されて生きてきた民衆 の胸の底にこもる恨は,おのずから彼らの行動 を左右する要因 としてはたらき,抵抗 意識 を生みだすようになる。韓国 では植民地時代 から解放後の〈外勢〉と〈独裁 〉のもとで,恨は民族の〈恨〉として強く意識化されてきた



追伸: 私にとって ユノとチャンミンって言う 二人は 韓国にいようが日本にいようが 大好きなんですよっ! でもね 日本のJPOPを歌う TOHOSHINKI  の方が 私の好きな音楽ジャンルなんですね。 大好きなんです。 あのポワポワ フワフワ感が 超癒されるのです。