「目標はメジャー優勝」。改めて今年の決意を語った松山は、まずはハワイでの2連戦に出場し、その後は4月に行われる今季のメジャー初戦「マスターズ」を照準とし、「一番足りない」というショートゲームの精度向上を目指しつつ、初のメジャータイトルに挑む決意を口にした。
下記は 2014年度に行われた米国女子ツアー(32試合)、国内女子ツアー(37試合)を世界ランクポイント順に並べてみた。(優勝者点数、SOF「Strength of Field」=出場選手の層の厚さ) ちなみに男子の日本オープンゴルフ選手権競技」は男子世界ゴルフツアー機構の中で日本ツアー最高峰競技という位置づけ。世界ランクポイントはミニマム(最低限)固定の32点が用意されている。
いくつか例を挙げると「ザ・メモリアルトーナメント」では最終日にフェアウェイを捕らえたのが4回のみ(スコア「75」)。「ウィンダム選手権」では2日目に「62」という米ツアー自己ベストを記録したものの、翌日は右にプッシュアウトする球が多く、13番ホールでのOBなどスコアを崩して「78」。順位は7位から68位に急降下した。
「『試合勘が大切』といわれるけれど、僕がアマチュアの時、マスターズの前にいつから試合に出ていなかったのかという話(編注:マスターズ前に出場したのは 11年、12年ともに3カ月前のソニーオープンinハワイ)」
「だから、プロになったからといっても関係ないと思う。確かに毎週プロでやってきた選手の考えでは、そうなのかもしれない。でも僕は去年、1年目でやっと毎週プレーするようになった。プロ転向して1年にも満たないのに体はそんなに変わらないと。自分の感性って、そんなに変わるものではないと思うんですよ」
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そうなるとプロ一人一人の意識も変わっていますね