日々を生きる。~大切なものを失って得たもの。 -335ページ目

あわいを生きる

作家、田口ランディーさんのブログに、あわいを生きると言う記事があった。

http://blog.ameba.jp/randy/archives/000700.html

田口さんのおっしゃるとおり、他者との関係があるから、

生きているんだと思う。



一人だったら、きっと絶望してしまう。



あわく、先の良く見えない、細すぎる道、、、、。

ただ、日々を生きている。

セブン

私は、あのブラピの演じた刑事に共感した。



ラストシーンでの出来事。

普通の人は、あの場面で犯人を射殺など、しないだろうと思える。



殺人はいけない。

自分も人殺しになる。

ましてや自分は、刑事だ。

そう考えるはずだ。



復讐という非常に人間的な感情と、人を殺すと言う非人間的な暴力性。

隣りあわせであり、どちらが、人として正しいか。

考えさせられる。




おれだったら、、、。

老刑事の説得に、従っただろう。

そして、一生犯人を憎み、引き金を引かなかったことを、

悔やみ続けるだろう。

子供

妻は実家である。


一人は、気楽だ。

本屋でぶらぶら。

立ち読みである。







目の前で、子供が騒いでいた。

微笑ましい風景である。


 「ぎゃーっ」 



奇声を上げている。

うちの子供を、思い出した。

背格好、声。

そっくりだった。





以前、妻がこういった。

 「いざとなったら、子供と二人で出て行くから」
 

これほどの、言葉ってあるのか。

そう思った。

俺など、必要ないということじゃないか。

俺より、経済力はある。

だからって、ひどい、びどすきる言葉だった。




その子供を、目で追った。

お父さんと、お母さんが一緒で、楽しそうだ。



確か、今日帰ってくる日だったよな。

心の中で呟いていた。