昨年書く時間がとれなかった ロック音楽のライブレポ、邦楽・洋楽とりまぜて、やっと書き残したいと思います。

 

まずは10月第一週末にあった、鹿児島(桜島)のFes。

出演バンドをほとんど知らずに行ってきました。

 

鹿児島港から桜島に渡るフェリーは、横浜港の観光フェリーよりずっとずっと大きいです!トラックを含む車ごと10台は乗りそう(1Fは車、人は2,3階に乗ります)。


そして24時間運行している!夜中は1時間に1本しかないそうですが、それでも24時間 休まず運行している。


大切な物流インフラなんだと思うし、桜島に渡るフェリーはとにかく絶景で、乗るとすぐ着く距離で チケットも高くはなく。体験できて本当によかったです!

 

桜島フェリーでおなかいっぱいになりそうでしたが、のっけから疲れるわけにもいかないので、まったり楽しんできました。

 

エリアが2つに分かれていて、そのうち奥のエリアにメインの2ステージあり、手前のエリアは飲食屋台がたくさん、アクセサリー売りの屋台もたくさん、そのエリアにある1つのステージには、すこし知名度が落ちる(またはローカル人気の)方々が出ました。それでも、ミッツ・マングローブ、地元出身の もと有名アイドル(国章さゆりさん)、さらに 隣県(熊本)出身のロックバンド「レ・ピッシュ」のうち2人が出ている「マグミ&何とかかんとか・・・」(バンド名をど忘れしてしまった・・・)ほかに、小梅太夫などお笑いの方々が出ていて、それでも豪華な顔ぶれですよね?

 

奥のメインの「薩摩ステージ」、「大隅ステージ」は、両方を見られるように並んでいて、交互に出演者が演奏する。

2ステージどちらか1つに出演者が出ているわけですが、観客はひっきりなしにずっと見続けることができます。これがFesというものなのね!


①まずは、「大隅ステージ」で、鹿児島出身の女子シンガーソングライターが、アコギ1本かかえて弾き語り。バックバンドは従えていないのに、ほかの楽器の音は録音を流してシンクロさせるステージ。Fesってこんなことも出来るのね。このアーチストで会場があたたまったところで、

一番有名な人が乗る「薩摩ステージ」に出てきたのが、「盆地テクノ」を自称する、

 ②京都出身 岡崎体育。

彼はひとりのアーチスト。ライブは音を流して歌はリップシンク(くちパク)を貫いているという話は聞いていたのですが、(だって一人で何曲も歌えるほどボーカルトレーニングしてるようには見えないよね・・)

 

しかし知名度は充分すぎるほど。お笑い芸人なのか?と間違えてしまうような、客席と対話を繰り返すスタイルで、どんどん盛り上げていきます。

楽曲は、アヒルのパペットを手にはめて 腹話術風に歌うものとかがあり、

「一人で作って 一人で歌うと、出演料や印税は独り占め。だからバンドは組まない。バンドだとギャラは山分けなんだよ。バンド、ざまーみろ!バンド、ざまーみろ!」と歌い、

隣の大隅ステージで準備中の、大阪出身ラップグループが、大きな音を出して妨害(笑)。

最後に、「さいたまスーパーアリーナでワンマンライブをやるのが夢です!」と、夢実現に協力を呼びかけて終わりました。