≪高2・8月22日≫
…朝、ゴミを出すために有香の部屋のゴミ箱を見たら、切り刻まれた絵日記が捨てられていました 二年間分ぐらいの日記に愕然としました。一行の文章を書かせるために何十分もかかり、私にとっては努力のたまもので、宝物でした。
母親「何でこんなことするの?お母さんの宝物なのに」
有香「お母さんには宝物でも、嫌な小学校を思い出す」
有香「あーゆー日記、お母さんが」
母親「何?」
有香「私が小学校の時に書いた日記、私の部屋に置くんじゃなくて、お母さんの部屋に置いてくれない?そしたら切り刻むこともなかったから」
何十枚分も混ざっているから、修復は不可能かな?
また、修復することに意味もないような…。
でも、努力した思い出の品だから、袋に詰めてとっておこう