ぼくらは占いで自殺防止に立ち向かう。
タレントのりゅうちぇるさんが亡くなった。なんも悪いことしてない人が追い詰められて、死を選んでしまう。心が不安定な時に目にする自分へ向けられた刃のような言葉。スマホを手に取ると、どうしてもそうした言葉を目にしてしまう。ニュースに流れる悲報の裏には、同じようなケースが数多く隠れているんだと思う。日本では過去45年以上の間、毎年20000人以上の自殺者が存在する。命の電話とかこころの健康相談とか、ずっと昔からあったりもするけども、20000人の自殺者数を下回ることがない。たしかに心の平静を取り戻すのは大切なんだけども、それを取り戻しても、目の前にある現実は変わらない。誹謗中傷の言葉や倒産、いじめとか・・・。その物自体をどうにかしないと、やっぱり駄目だと思ってしまうんだと思う。人はそんなに強くない。強くないからこそ、支えることが必要なんだけども、支えてくれる人が近くにいないケースもあるし、支える必要性に気づかないケースもあったりする。先日書いた記事のとおり、私も絶望の淵を彷徨ったことがある。不正と対峙した結果、すべて奪われてしまった。こんな状態になっても、社員が一緒に立ち向かう選択をし、ほんの数名の占い師が私を支えてくれた。だから、顔を上げて立ち上がり、前に向かって進むことができた。選択をひとつでもミスれば、もう会社は終わる。毎日がプレッシャーとの闘い。そんな中で、占いにより活路を見いだし、絶望の淵から這い上がることができた。こうした経験があって、ぼくらは駅ビルで占いの店を開き、どうにもならない状況に陥った人を救う活動をしようと考えた。絶望の淵を這い上がったといっても、安定していない状況で、これまでのWEB系とは畑違いの店をやるってのは、ほとんどギャンブルに近い。・高額な賃料でやっていけるわけない。・どこも成功していない。・そもそも審査に落ちる。そんな声が金融機関からも挙がる中で、自分たちの占いを信じて進めていった。駅ビルのOPENがコロナと重なっても、ぼくらはしぶとく残った。私が画を描いたこの活動を本業と一緒にやっていく計画。それはまだ道半ばであるけども、ちょっとずつ毎年進化してきている。1円も利益を生むものでないから、その歩みはカメのように遅い。でも、着実に拡がりを見せている。駅ビル店舗をコツコツと拡げ、連携サービスを増やしていく。点と点がつながって、首都圏の自殺防止ネットワークの構築につながってくるはずだ。毎年20,000人の自殺者数をぼくらは占いで減らしていく。もちろんゼロにすることは考えていない。ただ死という選択以外を本来は選べる人を少しでも助けたいと思っている。亡くなる人の影には、悲しむ人が必ずいる。親、兄弟、子ども、友達、知人、ファン…。1人を救うことは、その人だけではなく多くの人の人生に貢献することができると思っている。先々、そうした人が占いをやるなら、せっかくだからマリーシェルに行こうってなれば、取り組み自体は1円の利益も生まなくても、後々返ってくるだろう。無駄な広告費に金を使うなら、ぼくらは生きるお金の使い方をする。ぼくらはまだ埼玉の1零細企業で、なんの力もない。けれども、占いではどこにも負けない強さがある。その結果が駅ビルでの展開やワークブースの新事業など、大企業がパートナーに選ぶ理由であって、これからも占い業界におけるイノベーションの先頭をしばらくは走っていく。マリーシェル占い館では、現在ちゃんと占いができる力のある占い師を求めています。店では、相談禁止事項として、人の生死にかかわる相談を受け付けないとしていますが、上記のとおり、自殺防止などの無料鑑定では、ぼくらはそれらと向き合わなければならない。そうした点を踏まえて、賛同される占い師の方はぜひマリーシェルにご応募ください。占い師募集について